G1スプリンターズS 2022 | 過去10年データ

G1スプリンターズSの過去10年のデータをまとめました。
ぜひ、予想の参考にしてみてください。

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目次

レース傾向

スプリンターズSが開催される中山芝1200mは、外回りの第2コーナー付近からスタートし、コーナーが2つ。
スタート地点は坂の頂上となっていて、最後の急坂手前まで下りが続き、最後は310mと直線が短いコースです。

短距離戦、そしてG1、それらの要素からハイペースが予想されます。
当然ながらスタート下手な馬であれば勝負にならない程のハイレベルなレースになります。

内から距離損なく回って来た馬が最後の直線を突き抜ける傾向にあり、ハイペースになればなるほど、この展開が期待できるでしょう。
つまり、軸候補は内から突き抜ける「差し馬」という事になります。

今年のスプリンターズSは大混戦、ゆえに波乱の展開も期待されます。
相手馬は手広く構え、大いなる配当を取りこぼさない準備も必要でしょう。

秋のG1戦線初戦を制し、G1攻略の良いスタートを切りましょう。

脚質的には、「内から馬群をさばける差し馬」か、「坂でも粘れる先行馬」を狙いたいですね。

人気上位馬が9割勝馬を占めている

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過去10年の結果を人気別で見ると、1番人気の馬が5勝を挙げており、トップの成績。
勝馬の数で続くのが2番人気と3番人気で共に2勝を挙げています。
主な勝ち馬はこの、1番~3番人気の馬でしめており、複勝率も3番人気でも40%と高めの数値。
ほぼ、順当に決着がついていることを示すデータとなっています。
その他で唯一勝馬を出しているのは2桁人気で、2014年に13番人気のスノードラゴンが勝利したものですが、この年は中山競馬場の改修により、新潟での代替開催となるので、本来の中山競馬場のみの開催で見ると、上位人気で全て勝利していることになります。
2桁人気はその1勝以外にも2着2回3着4回と好走回数なら比較的多いイメージ。
結果的に過去10年の中での3連単最高配当額となる209,620円を出すことになった、2018年では2着11番人気、3着13番人気と1レースで2頭2桁人気が入着することもあります。
中穴人気となる6~9番人気も3着は4回と、6番人気以下の馬で3着馬がほぼ占めていることから、人気薄の馬も注意してみる必要がありそうです。

4歳馬の活躍が目立つ

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過去10年の結果を年齢別で見ると4歳馬、5歳馬、6歳馬が3勝ずつをあげており、勝利馬のほとんどがこの年齢の馬から排出されています。
中でも4歳馬は出走頭数の割に好走数が多く、勝率で11.5%、複勝率で38.5%で割合で見るとダントツの成績。
3歳馬は、去年ピクシーナイトが14年ぶりに3歳馬として優勝を飾り、1勝2着1回3着1回としています。
今年も3歳馬で人気を予想される馬の登録ありますので、基本的には3歳馬~6歳馬で予想を組んでいくといいかもしれません。
さらに、過去5年での成績で絞ると、5歳馬、6歳馬の複勝率が下がる中、3歳馬、4歳馬の複勝率が上がっていることから、近年では3歳、4歳の台頭が目立っていることになります。
3歳~6歳の中でも迷ったら、まずは3歳馬、4歳馬を優先してみるといいかもしれません。

牝馬の好走率が高い

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性別で結果を見てみると、牡馬が8勝と数字的には牝馬を圧倒していますが、複勝率まで広げると、牝馬のほうが優勢となっています。
過去10年で牝馬で3着以内がなかったのは2013年の一度だけで、そのほかの歳は必ず牝馬が入着しています。
今年の登録の時点では、牡馬のほうが出走頭数は多いのですが、メイケイエールやナムラクレアなど人気しそうな牝馬の出走も予定しています。
性別でどちらというよりは、その馬の状態などで予想を組んでいくのが良さそうです。

所属間での差はつけなくてもよさそう

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所属別で見ると、栗東、美浦共に5勝ずつとなり勝利数では互角ですが、出走頭数の違いから、美浦所属馬の方が勝率14.7%と栗東よりはるかに高い数値となっています。
ただし、数字的に見ると栗東所属馬が2着9回3着8回とほぼパーフェクトの割合でしめていることから、所属間で差をつけず、予想を組んでいくことがよさそうです。

ミスタープロスペクター系に注目

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過去10年の結果を血統別で見てみる、キングカメハメハ産駒とスウェプトオーヴァーボード産駒の馬が共に2勝を挙げてトップの成績。
このキングカメハメハ産駒やスウェプトオーヴァーボード産駒の2勝はロードカナロアやレッドファルクスと2連勝をあげている馬の成績で、共にミスタープロスペクター系産駒となります。
他にも好走歴がある、アドマイヤムーン産駒やRaven’s Pass産駒、勝馬こそ出ていませんが、Speightstown産駒がミスタープロスペクター系産駒となり、2017年と2019年は1着から3着まで全てミスタープロスペクター系産駒で決着しているなど、かなり相性が良さそうです。
今年登録しているミスタープロスペクター系産駒の馬はあまり人気しなさそうなので、1発を狙いに予想に組み込んでいくのはありかもしれませんね。
その他安定して結果をだしているのが、ディープインパクト産駒やフジキセキ産駒のサンデーサイレンス系産駒。
今年の人気上位馬もサンデーサイレンス系産駒となっており、今年も好走が期待されます。

前走セントウルステークス組が好走

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過去10年の結果を前走別で見ると、このレースのステップレースとなる、前走セントウルステークス組が6勝2着5回3着2回と勝利馬の半数以上を占める形。
さらに、前走のセントウルステークスで3着以内となっており、スプリンターズステークスでも上位人気となっている馬の好走率はかなり高く、信頼してもよいかと思います。
今年はその条件で見るとメイケイエールがそこに当てはまりますね。
その他では前走安田記念組が出走頭数が少ない中でも2勝を挙げており、高確率で馬券に絡んできています。
去年は安田記念から出走した馬はいませんでしたが、今年は3頭が登録。
安田記念でも2着となったシュネルマイスターは人気しそうですね。過去には前走安田記念17着からスプリンターズS2着になった馬もいるため、格上レースから参戦してくる馬は軽視できませんね。
複勝率も30%を超えており、安定しています。
セントウルステークスと同じステップレースとなる、キーンランドカップG3から出走する馬の成績は1勝3着5回となっており、3着数の半分が前走キーンランドカップ組となっています。
1勝と3着1回は、新潟で開催された1戦のものですが、そのほかでは前走での人気や着順に関係なく3着に入っています。
今年もキーンランドカップからの出走が多くいるので、その中でも状態良さそうな馬を選んで予想に組み込むのが良さそうですね。

前走人気上位馬に注目

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過去10年の成績を前走人気順で見たところ、前走1番人気の馬が複勝率35.5%とかなり高い割合で馬券に絡んでいることがわかりました。
さらに上位人気となる2番人気では27.3%、3番人気では23.1%と、ほとんどの馬が前走G3以上の重賞から参戦していることもあり、前走で実力を支持されている馬の好走が目立ちます。
特にセントウルステークスは、過去10年で合計13頭3着以内の馬がおり、その内の11頭が前走3番人気以内だった馬となっています。
その中には、前走着順では4着となっている馬がいたりと、着順での成績より、人気で実力を支持されている馬を優先して予想を組んでみるといいかもしれません。
そのうえで、前走レースのクラスなどで、どの馬を優先して予想するかを考えると的中の近道になるかもしれませんね。

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