G1秋華賞 2022 | 過去10年データ

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勝馬は上位人気からのみ

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過去10年の結果を人気別で見ると、勝馬が出ているのは1番人気の4勝、3番人気の4勝と4番人気の2勝のみで、上位人気の馬で決着している印象です。
2番人気の馬は2着4回で、勝ちはできないものの好走はしています。
勝馬こそ、4番人気までの上位人気馬で決着していますが、連対率で見ると、上位5番人気まででほぼ決着。
本命と対抗を選ぶならまずは上位5番人気の馬から組むのが良さそうです。
複勝率で見ると、勝馬を出している3番人気が60%と最も多い数値となっています。
その他3着数が多いのは6番~9番人気の馬で3着4回となり、2桁人気の馬が2着1回3着2回となっており、人気薄の馬でも3着までの好走はありそうですね。
1発はないものの、抑えとして人気薄の馬まで広げて予想を組む必要がありそうです。

栗東優勢だが、美浦も外せない

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所属で見ると、関西地区での開催のためか、栗東所属馬の好走が目立ちます。
出走頭数も多く複勝率も22.2%と美浦よりもはるかに高いため、まずは栗東所属馬に注目してみるのが良さそうです。
しかし、結果を過去5年でしぼると、連対率までは美浦のほうが高い数値となります。
特に国枝厩舎の馬の成績が良く、2018年から3着以内を外していません。
現状では人気薄ですが、今年はエリカヴィータが国枝厩舎から出走となっています。

ディープインパクト産駒が圧倒

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過去10年の結果を血統別で見ると、ディープインパクト産駒が5勝2着5回3着2回と出走頭数が多い分好走数もかなり多くなっています。
その他10頭以上の出走がある血統でいうと、ハーツクライ産駒の馬が2着2回でキングカメハメハ産駒の馬が3着4回となっており、勝馬の排出がありません。
その他気になる血統で言うとハービンジャー産駒。
過去10年で2頭の出走があり、そのどちらもが、同じ年に3着以内に好走しており、複勝率で100%。
今年2017年以来となる、ハービンジャー産駒のナミュールとプレサージュリフトの登録があり、複勝率100%のまま好走を見せてくれるのか見物ですね。
三冠のかかるスターズオンアースのドゥラメンテ産駒の出場は過去10年になく、未知数ですが、ドゥラメンテ産駒は距離として、マイルから2000mまでを得意としている傾向があるので、血統的適正十分にあると見ています。

前走オークス組に期待

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過去10年の成績を前走別で見ると、三冠牝馬2レース目となる、オークス組の馬が2018年から4勝中でトップの成績。
その4頭の共通点が前走オークスの時に2番人気以内に支持されてる実力馬であること。
今年そこに該当する馬がおらず、前走オークスから参戦する馬の中では前走3番人気だったスターズオンアースが一番の上位人気となります。
その他では前走ローズステークス組が3勝2着2回3着7回となり、好走馬を一番多く輩出していますが、出走頭数も多く、複勝率で見ると、2勝2着4回の紫苑ステークスG3と同等の数値となっています。
前走重賞以外で好走している馬は全て前走で1番人気で好走している馬のみでした。
まずは重賞から参戦してくる馬から予想を組み、重賞以外から参戦してくる馬は前走で、1番人気となっている馬から組んでいくといいかもしれません。

真ん中から外目の枠が狙い目?

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過去10年の結果を別で見ると、7の馬が3勝2着2回3着3回となり、複勝率でも27.6%とトップの成績。
8枠の馬は2勝していますが、2着3着がなく複勝率で見ると最も低い数字。
1枠2枠5枠の馬の勝利はありません。
ただし、このほとんどの結果が京都競馬場で開催されたもので、去年の阪神競馬場では6枠7枠5枠で決着しており、内から外目ので決着。
阪神競馬場2000mコースの別データ的にも去年好走した5枠6枠の好走率は高くなっています。
また、コースデータ的に1枠は勝率が最も高くなっています。
レースデータとしては勝ち馬がいないものの、今年も阪神開催であることも考慮して、もし、馬同士の実力が拮抗していて、予想に迷っていたら、阪神2000mコースの枠順の結果傾向を元に最終的な予想に反映してみるといいかもしれませんね。

過去10年の三冠牝馬を比較

今年はスターズオンアースの三冠がかかっていることから、過去10年で三冠に輝いた、ジェンティルドンナ、アーモンドアイそしてデアリングタクトとスターズオンアースを比較してみました。

馬名 種牡馬 オークス勝利時の成績 オークスから秋華賞の
馬体重の変化
人気 騎手 上り 上り3F順
2012 ジェンティルドンナ ディープインパクト 3 川田将雅 34.2 1 +14kg
2018 アーモンドアイ ロードカナロア 1 ルメール 33.2 1 +14kg
2020 デアリングタクト エピファネイア 1 松山弘平 33.1 1 +14kg
2022 スターズオンアース ドゥラメンテ 3 ルメール 33.7 1 未発表

種牡馬で見ると、同じ種牡馬の馬はいないのですが、ドゥラメンテとロードカナロアは同じキングカメハメハ産駒となります。
オークス勝利時の成績では全頭3番人気以内の上位人気馬であり、上りのタイムは33秒前半から34秒の前半で、上り3F順で見ると、全頭1位となっています。
騎手ではアーモンドアイが三冠をとったときと同じルメールJ、レース当日も乗り替わりの予定はなく、ルメールJが騎乗予定となっています。
過去の三冠牝馬と比較しても、スターズオンアース、7頭目の三冠牝馬になれる可能性かなり高そうに見えますね。
また、3頭が全てオークス出走時から秋華賞での馬体重が+14kgと意外な共通点がありました。
当日スターズオンアースの馬体重にもぜひ注目してみてください。

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