G3新潟記念の過去10年のデータをまとめました。
ぜひ、予想の参考にしてみてください。
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レース傾向
このレースが行われる芝2000mは内回りと外回りがありますが、このレースでは外回りを使用。
つまり、日本一長い直線を使って、最後の直線勝負になりやすいレースです。
また、毎年開催最終日に行われるので、芝も荒れてきていて直線外を通る馬が有利となりやすいです。
ただし、単純に外、差しで好走できるわけでもありません。なぜなら、みんな同じように考えるからです。そうなるとロスも大きくなりますね。
中穴人気枠の馬に注意が必要?
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人気で見てみると、過去10年では2番人気の馬が3勝で一番勝馬を出しています。
続くのは1番人気の2勝となっており、5番人気までの上位人気で勝ち馬を出しているのはこの1番人気と2番人気のみで、共に複勝率40%と同じ数値。
人気で特に注意しておきたいのが、中穴枠にあたる6~9番人気。
過去10年で計12回3着以内があり、人気の割には高めの数字をだしています。特に6番人気の馬は2勝2着2回の複勝率40%と1、2番人気に並ぶ数値。
さらに、2桁人気でも2勝をあげており、軽視できない数字となっています。
完全ノーマークの馬でも好走する可能性もあるので、当日の天候や状態面などしっかり考慮して馬券を組む必要がありそうです。
勝利数なら5歳馬、複勝率なら4歳馬
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過去10年の結果を年齢別でみると、5歳馬の馬が3勝で最も勝馬を出しています。続くのは、4歳馬、6歳馬、7歳馬で共に2勝となっています。
中でも4歳馬は複勝率では25.8%とトップの成績を収めています。基本的にはこの4歳馬~7歳馬の間で馬券を組むのがいいと思います。
3歳馬で唯一勝利をあげているのは、2018年のブラストワンピースで単勝オッズ1.8倍のこの10年間単勝オッズ1倍だったのはこのときのみでした。
圧倒的実力差がある条件での3歳馬でない限り、予想に組み込むのは注意が必要かもしれません。
今年の3歳馬の登録はラジオNIKKEI賞を制したフェーングロッテン1頭のみとなっています。
牡馬の成績が圧倒的
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性別で見てみると出走頭数が圧倒的に多い、牡馬が8勝2着10回3着8回とダントツ。
ただし、センの馬が1勝3着1回と複勝率だけ見ると最も高い数値。
過度に注目する必要はないと思いますが、過去にセン馬が好走したときは2頭とも7番人気と中穴枠にいた馬であるため、それ以上人気しない場合は組み込まなくてもいいと思います。
牝馬は成績ではセン馬と変わりはありませんが、出走頭数がセン馬より多いため率でいうと多少低め。
夏競馬だからといって、無理に組み込む必要は無さそうです。
所属の間にほぼ差はない
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所属で見ると、栗東、美浦共に5勝ずつで同じ数値、2着では栗東が若干高く、3着では美浦が若干高いため、複勝率では程同じ数字であることから、所属はあまり気にしなくてもよさそうです。
キングカメハメハ産駒の相性◎
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血統ではディープインパクト産駒が出走頭数が多いこともあり、3勝2着4回3着3回とトップの成績を残しています。
勝利数で続くのはキングカメハメハ産駒の2勝となります。2着3着は0回ではありますが、ディープインパクト産駒の最後に勝利馬を出しているのが、2016年となる中、キングカメハメハ産駒の2勝は2019年と2020年のもので、比較的最近の成績。
さらに、母の父まで見ていくと、母父キングカメハメ産駒の馬が近4年で必ず3着以内に入着しています。
今年の登録だと、2頭とも牝馬となりますが、カナリキケンとコトブキテティスとなります。
その他一定数出走頭数がいる中好成績を残しているのが、ステイゴールド産駒で1勝2着2回3着1回で複勝率26.7%と3頭以上出走頭数がいる種牡馬の中ではトップの成績となっています。
前走サマー2000シリーズ組が安定した成績
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過去10年前走小倉記念組が3勝をあげてトップの成績。続くのが函館記念組の2勝となり、複勝率で見ると、小倉記念組、函館記念組が共に28.6%となっています。
その他では七夕賞組が1勝2着3回3着1回と複勝率でも26.3%とまずまずの数値。
これら3つのレースは全てサマー2000シリーズに該当するレースで、前走同距離から望む馬が多く成績も残していることとなります。
また、同クラスとなる前走G3組は7勝2着7回3着7回と複勝率21.2%と前走G2組やG1組の馬よりも複勝率でも上回っています。
しかし、勝率、連対率だけなら前走G1組のほうが高く、やはり侮れない存在となりそうです。
1枠と8枠が勝利数トップ
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枠別で見た場合最も勝馬を出しているのは最内となる1枠と大外となる8枠が共に3勝。
勝率だけであれば1枠となり、8枠は複勝率まで広げても高めの数値となっています。
ここ数年は8枠と7枠の好走が目立っているので、外枠には注意が必要かもしれません。
勝利数は少ないのですが、内目の枠になる3枠が複勝率26.3%とトップの成績で隣の中目の枠となる4枠が複勝率25%で2番目の成績となっています。
驚異的成績を持つのはM.デムーロジョッキー
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過去10年の成績を騎手別で見たところ、デムーロジョッキーが6回騎乗し、3着以外になったのは1度のみ。
その他は2着以内となっていて、連対率でも83.3%と驚異の成績。
入着したときに騎乗した馬の人気平均は5.6番人気と、中穴枠に入る人気の馬で、特に去年は12番人気のマイネルファンロンに騎乗し優勝していることから、上位人気馬でなくとも入着しているのが分かります。
今年デムーロジョッキーが騎乗予定となっているプレシャスブルーは現在人気想定12番人気。今年もこの馬で入着してくるのか見物です。