4番人気馬が4勝でトップ
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過去10年の結果を人気別で見ると、1番人気の馬が複勝率60%と高い確率で馬券に絡んでいるものの、1勝のみとなっていて、勝ち切れていない印象。
一番勝馬を排出しているのは4番人気の馬ですが、2着3着がなく、伸るか反るかの数値。
その他、安定的に好走馬を出しているのは2番人気の馬と5番人気の馬で共に複勝率50%としています。
中穴枠となる、6番人気から9番人気の好走が比較的多く、さらに二桁人気の馬でも2勝を挙げていることから、人気薄の馬も視野に入れながら予想を組む必要がありそうです。
勝馬は4歳と5歳から
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年齢別で見ると、4歳馬の馬が6勝を挙げてトップの成績。
5歳馬の馬が4勝を挙げて続く形となっていますが、この4歳馬と5歳馬の出走が他の年齢と比べると圧倒的に多く、入着数のほとんどがこの4歳と5歳の馬となっています。
今年の登録でも、ほとんどの馬が4歳馬と5歳馬で、3歳馬の登録が1頭、6歳の馬が3頭いるのみとなっています。
ほとんどの3歳の有力馬は同週に開催される秋華賞に進んでいるため、出走頭数が著しく少なくなっているイメージですね。
予想の組み立ては4歳馬と5歳馬が主に考えて良さそうですが、ルメールJ騎乗予定のサトノセシルは6歳馬であることや、去年の優勝馬で2年前も2着とこのレースと相性の良いシャドウディーヴァも6歳馬であることを踏まえると、年齢間での割引はそこまでする必要はないと考えています。
近年で見ると美浦の台頭が目立つ
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過去10年の結果を所属別で見ると、栗東所属馬が7勝2着7回3着5回と優勢ですが、複勝率で見ると大差ありません。
過去5年の結果で見たところ、美浦所属馬の複勝率が栗東所属馬の複勝率を上回る数値となり、近年台頭していることを表しています。
これらの要因から、所属間での差はあまりつける必要はないと見ています。
2勝以上あげている種牡馬はいない
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過去10年の結果を、血統別で見ると、10頭の馬それぞれ、1勝を分け合う形となっています。
2度以上の好走歴を出している種牡馬は、ディープインパクト産駒の7回、ハーツクライ産駒の4回、そして、クロフネ産駒、ステイゴールド産駒、ヴィクトワールピサ産駒そして勝利はないものの、オルフェーヴル産駒とメイショウサムソンが2回となっています。
種牡馬別で予想を組むのは難しいのですが、サンデーサイレンス系の馬の好走が目立ち、特に母父がノーザンダンサー系の血統の馬の好走が目立ちます。
過去に3年連続で入着した、スマートレイアーや現在2年連続で入着している、シャドウディーヴァがここに当てはまります。
また、逆のケース、種牡馬がノーザンダンサー系に対して、母父がサンデーサイレンス系の馬が台頭しています。
今年上位人気が想定されているソダシの父はノーザンダンサー系統となるクロフネで母父は、ミスタープロスペクター系となるキングカメハメハ。
クロフネ産駒の馬の勝利もあり、母父ミスタープロスペクター系の好走も多いことから、好走十分に期待できそうです。
前走G1組の勝ちがない
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過去10年の結果を前走別で見てみると、前走クイーンカップ組が3勝2着3回3着3回でトップの成績。
続くのは2勝を挙げている前走小倉日経オープン組の2勝となります。
前走クラス別で見ると、クイーンカップや関屋記念の前走G3組が5勝2着7回3着6回と、入着馬の半数以上が前走G3組となりますが、その分出走頭数が多いクラスでもあります。
複勝率でトップとなっているのが、前走オープン組の複勝率36.4%となっています。勝率を見ても27.3%とかなり高く、出走頭数は多くないものの、着実に好走してきているイメージ。
前走G1から出走している馬は一定数いるものの、勝ち切れておらず、2着2回3着2回に終わっています。
格上のレースからの出走だからと言って、過度な評価をする必要ななさそうです。
複勝率で見るなら外枠に注目
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枠順別での結果を見ると、4枠が5勝を挙げていて、圧倒的。
しかも、ここまで出走頭数で枠組が変動するため、馬番は違うものの、4枠の馬が4年連続で勝利しています。
その他、複勝率では8枠の馬が36.4%とトップの成績。
同じ外目の枠である、7枠の馬も3勝を挙げており、台頭しています。
過去10年の結果ではこの7枠8枠の外目の枠が3着以内を外したことはありません。
特に7枠は入着した馬の人気の平均をだしたところ、6.8番人気と枠間の入着馬の平均人気では一番高く、人気とは関係なく7枠の馬は好走していることを表しています。
今年も外枠に入る馬には注目が必要になりそうです。