エリザベス女王杯は本来京都競馬場で開催されるG1レースですが、京都競馬場改修工事の影響で、2020年から阪神競馬場での開催となっています。
2022年は、副題として、エリザベス女王即位70年記念の付与を予定していたのですが、エリザベス女王の崩御により取りやめとなりました。
元々は牝馬三冠の最終レースに指定されていたレースなのですが、1996年より牝馬競走体系の見直しと共に、競走条件が4歳牝馬から4歳以上牝馬に変更となったため、牝馬三冠指定レースが同年新設された4歳牝馬競走の秋華賞に変更となりました。
1999年から国際競争となり、外国馬の出走も可能となり、有名なところでいうと、2010年2011年を連覇したイギリス馬のスノーフェアリー。
これまで11回海外馬の出走があったのですが、勝利できたのはこの馬だけ。
今年の注目は、スノーフェアリー以来の海外馬参戦となる、アイルランドオークスを制したアイルランド馬のマジカルラグーン。
11年ぶりの外国馬の勝利となるか、それとも日本馬が制するのか注目です!
[ytvideo videotype=”race_movie3″]
目次
2022年結果 ジェラルディーナ初の重賞制覇!
[result_table /]
払戻一覧
[paid_table /]
レース傾向
阪神芝2200mは内回りでコーナーを4度回るコースで、坂を2回上るタフなコースとなっています。
スタミナ・パワー・器用さが要求され、直線はそこまで長くありません。
3角付近から下り坂で早めにスパートする馬もいますが、最後に坂があるため、早仕掛けしすぎると坂で止まってしまうこともあります。
脚質的には、パワーとスナミナを兼ね備えた先行馬、スタミナと器用さを兼ね備えた差し馬を狙いたい。
今年の登録馬を見ると、ペースとしてはスローペース、速くなってもミドルペースが濃厚。