人気薄の馬でも軽視はできない
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過去10年の結果を人気別で見ると、1番人気の馬は勝利数こそ1回のみとなりますが、複勝率では60%と勝ちは少ないものの、馬券には堅実に絡んでいる印象。
勝利数が最も多いのが3番人気の馬で4勝としていますが、複勝率は1馬人気の馬と同じ60%。
その他では5番人気の馬が複勝率40%としていて、人気別では3番目に高い複勝率。
上位人気馬を全体的に見て、信頼できるかと言われると難しいところ。
6番人気から9番人気の馬の複勝率が22.5%と、かなり高いことも含め、人気に左右されすぎず予想を組んでいくのが良さそうです。
二桁人気の馬は1勝2着1回と数値はあまり高くないのですが、去年過去10年での三連単最高配当となる、339万3,960円の立役者となった、アカイイトが10番人気から激走し勝利。
馬の状態や最終追切の仕上がり次第では、例え人気薄の馬だとしても軽視はできなさそうです。
予想の中心は3歳馬と4歳馬
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年齢別で見ると、3歳馬と4歳馬に好走馬が集中しています。
4歳馬は出走頭数が最も多く複勝率でも最も成績がいいことから4歳馬を中心とした予想を組むのが良さそうなのですが、今年は4歳馬の登録が少なく、2頭のみ。
3歳馬は4歳馬と比べると数値的に劣るのですが、これは3歳で好走した馬が、4歳になって好走するリピーターが多いことが要因の一つだと思われます。
また、これは5歳馬でも同じこと言え、5回の好走の内3回は4歳で好走した馬のリピート。
6歳の2着1回に関しては、クロコスミアのもので、4歳時から3年連続で2着となったときのもの。
今年は4歳の登録が少ないのですが、まずは3歳と4歳の馬に注目し、5歳馬以上の馬は過去のこのレースの出走歴を確認してみるといいかもしれません。
栗東所属馬が中心となりそう
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所属では栗東所属の馬が優勢で、すべての数値において美浦を圧倒しています。
2016年から美浦所属の馬は一度も3着以内に入っておらず、その流れから見ても、まずは栗東所属の馬を予想に組んでいくのが良さそうです。
ターントゥ系産駒に注目
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血統では、ディープインパクト産駒の馬の出走がかなり多く、その分好走回数も多くなっています。
父がディープインパクトである、キズナ産駒の馬が去年、人気薄の中1着と2着をとっています。
リピーターが多いレースとなっているので、オルフェーブルやハービンジャー、ステイゴールドの複数の好走は1頭がリピートしているものです。
ディープインパクト産駒やハーツクライ産駒の成績の中にもリピーターが含まれているため、好走数に対して好走馬の数は少ない数字となります。
全体的にサンデーサイレンス系統の産駒の台頭が目立ち、2019年からはそのサンデーサイレンス系を含めたターントゥ系産駒の馬のみが3着以内としています。
今年海外から参戦するマジカルラグーンはハービンジャーと同じノーザンダンサー系の産駒となります。
前走トライアルレースが好ローテーション
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エリザベス女王杯のトライアルレースとなっている、前走府中牝馬ステークス組の成績が良く、5勝2着5回3着3回と好相性のローテーションとなっています。
同じG2となる前走オールカマー組は、出走頭数も少ないため、3着以内数に関しては少ないのですが、複勝率25%と前走府中牝馬ステークス組よりも高い複勝率となっています。
その他では、3歳馬の多くが前走秋華賞組となっており、2勝2着3回3着1回。
過去10年で8回3歳馬が3着以内となっている内、6回は前走秋華賞組、1回は前走オークス組。
3歳馬にとっては前走牝馬三冠レースから臨むローテーションが良い結果につながっていることが多くあります。
まずは、3歳馬では前走牝馬三冠レース組、4歳以上では府中牝馬ステークスやオールカマーなど前走G2組に注目してみるとよさそうです。
今年海外から参戦する3歳馬のマジカルラグーンの前走はヨークシャーオークスG1。
日本のオークスやイギリスのエプソム競馬場で開催されているオークスとは異なり、3歳以上の牝馬が出走できるG1競争で距離2370mと、今回のレースと同条件かつ、ほぼ同距離のレースとなります。
※2017年から府中牝馬ステークスの番組名称はアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスとなっているため、当サイトの出馬表ではアイルラG2と表記されています。
迷ったら内目の枠の馬に注目
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過去10年の結果を枠順別で見ると、7枠の馬以外はほぼ大差ない結果となっています。
ただしこちらは基本京都開催でのものとなるので、今回と同じ阪神開催で枠順別の結果を見てみました。
2020年と2021年の2回のみの開催となりますが、勝った馬を出しているのは8枠のみでした。
阪神2200mのコースデータで見ると、1枠2枠3枠の内目の枠の馬の成績が比較的高くなっていました。
その馬の適した脚質の枠に入るのは大事な要素になると思いますが、予想に迷った場合の最終的な要素の一つとして参考にしてみてください。