G1マイルチャンピオンシップ 2022

G1マイルチャンピオンシップ 2022

マイルチャンピオンシップは、本来京都競馬場で開催されるG1レースとなっていますが、2020年から京都競馬場の改修工事の影響で阪神開催となっています。
その名の通り、マイル、距離にして1600mのチャンピオンを決定づけるレースの一つで、春には同じマイルG1となる安田記念があり、共に、マイルのチャンピオン決定戦として位置づけられているレースです。
元々、日本の競馬で長距離の競争が重視されていたのですが、スピード能力が重視されるようになってから、競走体系を見直し、1984年のグレード制が導入されたタイミングにあわせて短距離競走の充実化の一環として新設されたレースとなります。
短距離路線の実績馬はもちろんのこと、クラシック路線を走る3歳馬や天皇賞・秋の中距離路線から参戦する馬もおり、多彩なメンバー構成になることが多いレースでも知られています。
また、ニホンピロウイナーが第1回第2回開催で初勝利と初連勝を収めているように、リピーターが多いレースで、他には、タイキシャトルやデュランダル、ダイワメジャーと言った種牡馬として活躍している馬や、去年と一昨年で初の牝馬として連勝したグランアレグリアなどが挙げられます。

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目次

2022年結果 最後3歳牡馬セリフォスが抜け出し勝利!

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レース傾向

向正面のバックストレッチからスタートする外回りコースで、ゆったりした3・4コーナーでスピードにのせやすくなっています。
残り600m辺りで下り坂となり、差し馬はこの辺りから徐々に仕掛け始めます。
ただし、ゴール前に坂があるので、焦ってしまうと最後に脚がなくなってしまうため、スパートするタイミングが重要。
先行勢も後ろが迫ってくることで焦ってしまうと、最後まで脚がもたなくなってしまいます。

脚質的には、パワーとスピードを兼ね備えた先行馬、もしくは、瞬発力のある差し馬が狙い目でしょう。

展開予想

今回のメンバーで逃げそうなのはベステンダンクとホウオウアマゾン。
枠順次第で変わってくると思いますが、ベステンダンクがハナをとる可能性が濃厚です。
追走する先行勢は、ウインカーネリアン、ソダシ、ファルコニアの3頭が想定され、先行馬が多くないことから、ミドルペースくらいで進むと見ています。

レース当日は雨が予報されており、展開読むのが難しくなっていますが、先週のエリザベス女王杯の様に内側が荒れる場合、外が優勢となってくるので、枠順や馬場状態の確認は重要なカギとなりそうです。

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