単勝オッズも含めて人気を見よう
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過去10年の結果を人気別で見ると、5番人気までの上位人気馬で9勝あげていて、特に4番人気の馬の勝率が高く30%としています。
さらに、2着数となると、3番人気までの馬で決着しており、人気サイドでのワンツーが濃厚に見えます。
2014年に一度だけ8番人気のダノンシャークが一着となりましたが、単勝オッズは18.1倍。
その時3着となった9番人気のグランデッツァでも単勝オッズ18.6倍と、オッズがかなり割れていた印象。
過去10年の結果で見ても、単勝オッズ20倍以上の馬は3着以内に入っていません。
上位人気の馬に注目するのはもちろんなのですが、単勝オッズが10倍代までの馬ならば、人気薄だったとしても、3着以内の好走の可能性がありそうなので、人気と合わせて、オッズにも注意しながら予想を組み立ててみてください。
近年3歳馬の台頭が目立つ
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年齢では4歳馬の成績がかなり優秀で、複勝利35.1%としています。
出走頭数では5歳馬が一番多く、複勝率16.1%と安定して結果を残しているイメージです。
3歳馬は4歳馬や5歳馬と若干劣るのですが、この2勝2着1回3着2回は全て2017年からの5年間のもので、過去5年の結果で成績を絞ると、複勝率22.7%と5歳馬より高成績を残していることが分かります。
今年の登録では6歳以上の馬は2頭のみとなっていて、データ有無にかかわらず3歳から5歳の馬を中心とした予想となりそうですが、実力が拮抗している場合は、近年の傾向から、5歳よりも3歳、3歳よりも4歳という形で予想を組むと良いかもしれません。
牡馬が中心。牝馬は見極めが重要
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性別で結果を見ると、出走頭数の割合から牡馬の数値が圧倒的。
牝馬の2勝は2020年2021年のグランアレグリアの連勝したもので、単勝人気1倍代のダントツの人気に支持された馬です。
3着1回は10年前のドナウブルーでこちらもグランアレグリア程ではありませんが、牡馬の中でも5番人気と上位人気に支持されていた馬です。
今年も2頭ですが登録があり、その中の1頭はソダシ。
注目せざるを得ない牝馬だと思います。
牡馬相手でも好走していて、牡馬を含めても人気上位に支持されている牝馬であれば好走可能なので、牝馬であるからと評価を下げず予想を組んでいくのが良さそうです。
所属で優劣は付けなくて良さそう
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所属で見ると、出走頭数の割合は栗東のほうが多いのですが、3着以内の割合で見ると、栗東と美浦ほぼ変わりはなく、強いて言えば、勝率だけ美浦のほうが優勢という点。
所属に関しては特に優劣を付けなくても良さそうですが、今年の登録している厩舎で3回以上の好走馬を排出しているのは、栗東所属の池江厩舎の馬のみ。
今年池江厩舎からはソウルラッシュが登録しています。
ディープインパクト産駒が好相性
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血統で見ると、ディープインパクト産駒の馬の成績が良く、過去10年間ディープインパクト産駒の馬が1頭以上3着以内に入っており、このレースの相性はかなり高そうです。
さらに、牝馬で好走した、グランアレグリアとドナウブルーもディープインパクト産駒の馬で、牡馬牝馬関わらず好走馬を排出しています。
今年ディープインパクト産駒からの登録はファルコニアの1頭のみとなっています。
ハービンジャー産駒やステイゴールド産駒の馬の数値は全て同じ馬の成績となっていて、ディープインパクト産駒やフジキセキ産駒の成績にもリピーターの成績があります。
まずは去年好走した馬のチェックをした上で、血統ではディープインパクト産駒やステイゴールド産駒と言った、サンデーサイレンス系統の馬に注目してみるといいかもしれません。
母父を見ると、阪神開催になってからは、母父がターントゥ系の馬の3着以内がなく、ミスタープロスペクター系やノーザンダンサー系の台頭が目立っています。
種牡馬の血統だけで決めきれない場合は母父の血統を確認してみるといいかもしれません。
前走トライアルレース組の選定が重要
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前走レース別で見てみると、出走する馬のほとんどが重賞から出走する馬がほとんどで、今年の登録馬を見ても、全頭前走重賞レースからの参戦となっています。
前走トライアルレースとなる富士ステークスやスワンステークスからの参戦が多く、富士ステークスはG2G3合わせると複勝率14%、スワンステークスは15.4%。
複勝率だけ見ると少なく感じるのですが、阪神開催になっている、2020年では前走スワンステークスの上位人気馬と2021年では前走富士ステークスの上位人気馬が3着となっていることや、今年17頭いる登録馬の内9頭が前走トライアルレースになっていることから、まず前走富士ステークスと前走スワンステークスで人気上位だった馬を確認してみるとよさそうです。
同じG2となる、前走毎日王冠組は近年台頭が目立ってきており、去年もシュネルマイスターが前走毎日王冠から2着と好走。
今年シュネルマイスターは前走スプリンターズステークスG1の参戦となっていて、2勝あるのみで、伸るか反るかのイメージなのですが、リピーターが多いレースということもあるため、注目してみて損はないと思います。
ソダシが使った前走府中牝馬ステークスを含め前走牝馬限定戦から出走している馬では3着が1回あるのみで、あまり相性が良いとは言えません。
ただし、そんな中でも好走できている馬はいるので、牡馬相手であっても好走できているかを見定める必要はありそうです。
その他前走G3組に関してはクラス別で見ると2勝2着3回3着1回としているのですが、これは富士ステークスがG3だった2019年までのものとなるので、実質的には前走G3組からの好走馬はいないこととなります。
前走G3レースから参戦してくる馬に関しては割引が必要かもしれません。
偶数枠が優勢?
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阪神開催となった過去2年は1番人気のグランアレグリアが勝っていることから枠は関係なく純粋に強い馬が勝っているイメージなのですが、2020年2021年の5着以内となった10頭の内8頭は偶数枠の馬でした。
中でも4枠の馬は2020年の2着3着そして2021年には4着と好走。
人気で枠の結果が左右されている部分が大きいとは思いますが、予想の最後の決め手の一つとして考慮してもいいかもしれません。