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秋華賞
【G1】攻略戦
鈴木健一があなたを導きます
うまとみらいと鈴木健一より
秋華賞【G1】攻略戦
明日の10月18日(日曜日)はG1秋華賞、
レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。
今年の秋華賞は、
春の二冠、桜花賞とオークスをともに制した無敗のデアリングタクト、その史上初無敗での三冠達成が懸かる一戦です。
もちろんそれ以外にも、デアリングタクトの三冠を阻止するため、オークス2,3着馬のウインマリリンとウインマイティー。前哨戦紫苑SとローズSをそれぞれ勝って最後の一冠取りへ挑む、マルターズディオサとリアアメリア。
桜花賞4着のように荒れた馬場でもしっかり伸びてくるクラヴァシュドールや、桜花賞5着オークス7着を経て直行で挑むミヤマザクラら春の既存勢力勢。
そこに加えて、前走紫苑SとローズSで権利を取ったムジカとオーマイダーリン、パラスアテナ、前走条件戦を圧勝してきたソフトフルートなど上がり馬勢と見どころのあるメンバーが激突します。
世間の注目はデアリングタクトの三冠達成一点ですが、一筋縄ではいかないメンバー構成です。最後の一冠、誰がとってもおかしくはないでしょう。
昨年12月の阪神JFから始まった現3歳世代の牝馬G1戦線、
最後の1冠をかけた最後の激突、それが、2020年の秋華賞です。
【秋華賞-京都芝2000m-内回りコース】
秋華賞が開催される京都2000mは、、、
内回りでスタンド前スタート、4つのコーナーを回るコースです。
スタートから最初のコーナーまで309mと短く、先行争いは激化、
最後の直線も328mと短いことから「逃げ馬」「先行馬」が有利に見えますが、実際のところは「差し馬」「追込馬」にとって有利な展開になるでしょう。
なぜか?
秋華賞というハイレベルなG1レースにおいて、出走馬はどの馬も実力馬、そしてここに全てを合わせて勝負してきています。そんな状況ではペースが緩む事は少なく、結果的に「逃げ馬」「先行馬」は苦しい展開になるからです。
ペースが緩まない場面では、第3コーナー途中から始まる下り坂に対応できる馬は少なく、 直線入口で外に振られる事で距離損が生まれ、更に、馬群がバラけるという「差し馬」「追込馬」にとって非常に好条件が揃います。
最後の直線までタメにタメて、馬群のバラけた隙に短い直線を一瞬のキレ味で鮮やかに差し切れる馬こそが秋華賞を制する馬となるでしょう。
軸馬に「内から馬群をさばける差し馬」を据え、
相手馬に「軸馬と同型、又は、坂でも粘れる先行馬」を据えて勝負。
【秋華賞-競馬解析評価】
※18日(日)の11時40分時点の評価です
【秋華賞-脚質傾向】
●逃げ馬 / 先行馬
02番リアアメリア
03番マルターズディオサ
08番ソフトフルート
17番ウインマリリン
18番アブレイズ
●差し馬 / 追込馬
01番ミヤマザクラ
04番ホウオウピースフル
05番ウインマイティー
06番ダンツエリーゼ
07番ムジカ
09番サンクテュエール
10番クラヴァシュドール
11番フィオリキアリ
12番マジックキャッスル
13番デアリングタクト
14番オーマイダーリン
15番ミスニューヨーク
16番パラスアテナ
【秋華賞-調教後の馬体重】
馬名 | 馬体重 | 計量日 | 前走 |
01番ミヤマザクラ | 486 | 10月15日(木曜) | 468 |
02番リアアメリア | 488 | 10月14日(水曜) | 488 |
03番マルターズディオサ | 450 | 10月15日(木曜) | 446 |
04番ホウオウピースフル | 487 | 10月14日(水曜) | 488 |
05番ウインマイティー | 480 | 10月14日(水曜) | 470 |
06番ダンツエリーゼ | 532 | 10月14日(水曜) | 520 |
07番ムジカ | 450 | 10月14日(水曜) | 440 |
08番ソフトフルート | 470 | 10月15日(木曜) | 470 |
09番サンクテュエール | 468 | 10月14日(水曜) | 458 |
10番クラヴァシュドール | 468 | 10月14日(水曜) | 458 |
11番フィオリキアリ | 452 | 10月14日(水曜) | 440 |
12番マジックキャッスル | 440 | 10月15日(木曜) | 422 |
13番デアリングタクト | 480 | 10月14日(水曜) | 466 |
14番オーマイダーリン | 488 | 10月14日(水曜) | 466 |
15番ミスニューヨーク | 462 | 10月14日(水曜) | 460 |
16番パラスアテナ | 450 | 10月15日(木曜) | 452 |
17番ウインマリリン | 470 | 10月15日(木曜) | 452 |
18番アブレイズ | 500 | 10月15日(木曜) | 496 |
※前走から+10キロ以上の増加を赤字で表記しています。
【秋華賞-注目馬 & 注目穴馬★ 見解】
02番リアアメリア(注目馬)
前走のローズSでは、これまでのちぐはぐなレースから一転、鮮やかな先行抜け出しで復活を遂げました。もともと2歳時から素質を高く評価されてきた馬でありましたが、気性の幼さから能力を発揮することが出来ずにいました。それが2走前のオークス4着、そして前走のローズS1着とここまでの陣営の努力が実を結ぶ形で結果に表れています。最後の一冠、すべてがうまくいくという条件付きですが、デアリングタクトに勝る素質を持った唯一の馬かもしれませんね。
04番マルターズディオサ(注目馬)
近年前哨戦として本番と相性の良い紫苑Sをオークスの惨敗から一変、鮮やかな先行抜け出しから勝利。休養を挟んで仕切り直しの一戦で地力の高さを改めて見せつけました。これまでは前哨戦に強い印象でしたが、夏を越してさらに成長してきています。今度こそ前哨戦の勢いそのままに、本番に結び付けることが出来るでしょうか。うまく先行して持ち味を活かせるペースや馬場状態になれば、一発あるかもしれません。
05番ウインマイティー(注目馬)
2走前のオークスでは13番人気ながら3着と激走。前走は関西馬ながら関東圏中山開催の紫苑Sでは休み明けに加えスタートで後手を踏み、後方からの競馬となってしまい6着と敗退。それでも直線では最速の末脚を見せてくれましたし、休み明けを叩いて中間の調教でも抜群の動きを見せています。そんな良化が確実な中、本番ではさらにパフォーマンスを上げてきそうです。ただし本質的には阪神や中山などパワーの必要な馬場が合っていそうなだけに京都の内回りコースがどう出るかですが、展開や馬場状態などこの馬向きになれば一発もあると思います。
13番デアリングタクト(注目馬)
無敗の二冠馬が三冠に向け始動します。今回はぶっつけ本番となりますが、すでに春の段階で同世代とは勝負付けが済んでおり、むしろ先を見据えたローテーションといえるでしょう。三冠はこの馬にとって通過点。視界の先にはさらに大きな世界が広がっています。先週の雨で荒れた馬場が差し有利になっていたため、そのまま継続するようであれば、なおさらこの馬に有利に働くでしょう。調教での動きも本数を重ねるごとにさすがという動きを見せており、その状態も問題ないので無敗での三冠達成に向け視界良好です。
17番ウインマリリン(注目馬)
前走オークスでは最後の最後でデアリングタクトに差され2着と惜しいレースでした。そこからぶっつけ本番でレースとなりますが、途中で少しアクシデントがあったものの、もともと直行は予定通りでその後は順調に来ているようです。ただしその不安も最終追い切りで抜群の動きを見せたことからほとんど払しょくされたとみていいでしょう。オークスでは横山武史騎手からお父さんの典弘騎手に乗り替わりとなりましたが、今回は武史騎手に再度戻る形に。休み明けに多少の不安は残るものの、スローペース濃厚のメンバー構成で後方の女王相手にどれだけ積極的なレースを出来るかがカギでしょう。
★11番クラヴァシュドール(注目穴馬)
これまで2歳時からサウジアラビアRCでサリオスから僅差の2着、阪神JFは3着と素質の高さは目立っていました。3歳になってからもチューリップ賞2着、桜花賞4着と好走していましたが、オークスでは15着と敗退。これは距離による部分が大きかったかと思います。その後休みを挟んで距離短縮となった前走ローズSでは馬体重プラス18キロ、スローペースをいつもより後方の位置からと厳しい状況の中で5着と踏ん張りました。課題であった馬体は前走でしっかり増やしてきましたし、一度叩いて臨む本番はキッチリ仕上げてくるでしょうし、確実な上積みが見込めます。前走の感じからも2000mは問題なさそうです。
これら秋華賞の傾向をよく理解し、
18頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。
次のメッセージは10月24日(土)18時
秋のG1に合わせてこのメッセージの中で攻略記事を公開していきます。
冷静で慎重な判断によって負けない競馬を実践し、
少しずつ生まれてくる「余裕」の中でのみ勝つための攻める競馬をしていきましょう。
基本に忠実に、自分自身をコントロールしながら、
焦らず着実に前へと進んでいくようにしましょうね。
そして実力馬を見抜く目を養いましょう。
今進んでいる道は、間違いなく正しい道です
負けない競馬を極め、勝つための攻める競馬へ
そして夢の実現へと、私と共に進んでいきましょう
次のメッセージは、10月24日(土曜日)18時です。
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【うまとみらいと総合サポート窓口】
miraito@miraito.collabo-n.com
最後に
私が大切にしている言葉を伝えます
人と人との間にあるもの、そして、
私とあなたとの間にあるもの、それが、
信頼
欠かす事はできません。
だからこそ、私はあなたとの信頼を何よりも大切にしているのです。
この信頼は、これから更に強いものになるでしょう。
私とあなたが、これから共に競馬と戦っていく中で。
共に進みましょう、私とあなたの思いは同じです
うまとみらいと鈴木健一より