マイルチャンピオンシップ【G1】攻略戦

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マイルチャンピオンシップ
【G1】攻略戦

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うまとみらいと鈴木健一より

マイルチャンピオンシップ【G1】攻略戦

明日の11月22日(日曜日)はG1マイルチャンピオンシップ、

レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。

今年のマイルチャンピオンシップも京都開催ではなく阪神開催に。

そのため、例年よりもスタミナ勝負やパワー勝負になりやすく
春とは違った馬が台頭してもおかしくないメンバー構成。

ですが、先週までの高速馬場も考慮すれば長く良い脚を使えるタイプにも勝ち目がありそう。

筆頭は、春のマイルチャンピオンで前走スプリンターズSも勝ち、
G1三連勝を狙う女王グランアレグリア

昨年の勝ち馬で連覇を狙うインディチャンプ
NHKマイルCと香港マイル勝ちのあるアドマイヤマーズ

3歳勢からは2歳王者と女王のサリオスレシステンシア
さらにはNHKマイルC勝ち馬のラウダシオンなど。

G1馬8頭が勢揃い、女王のG1三連勝に待ったをかけるためぶつかり合うハイレベルなレース、それが2020年のマイルチャンピオンシップです。

【マイルチャンピオンシップ-阪神芝1600m】

マイルチャンピオンシップが開催される阪神芝1600mは、、、

コーナーを2つ周るコースで、第3コーナーまでの距離は444mと長め、
最後の直線は高低差1.8mの坂を持つ474mの長い直線、
これだけ見ても分かる通り、ゆったりとした流れから最後の瞬発力勝負になります。

阪神はゴール前、高低差1.8mの急坂もあるのでタフさも要求されます。
基本的にスタミナの無い前の馬、瞬発力の無い後ろの馬はこの坂で脱落します。

坂の存在はレース結果に大きな影響を与えます、ですので、
坂のあるコースでの競争成績を見落とさないようにしましょう。

軸馬に「坂が得意な切れ味を持った馬」を据え、
相手馬に「軸と同型、又は、タメて伸びる先行馬」を据えて勝負。

【マイルチャンピオンシップ-競馬解析評価】 

【マイルチャンピオンシップ-脚質傾向】

●逃げ馬 / 先行馬

01番ベステンダンク
02番レシステンシア
06番ラウダシオン
07番アドマイヤマーズ
13番タイセイビジョン
14番サウンドキアラ
17番サリオス

●差し馬 / 追込馬

03番ケイアイノーテック
04番グランアレグリア
05番メイケイダイハード
08番インディチャンプ
09番カツジ
10番ブラックムーン
11番スカーレットカラー
12番アウィルアウェイ
15番ペルシアンナイト
16番ヴァンドギャルド

【マイルチャンピオンシップ-調教後の馬体重】

馬名 馬体重 計量日 前走
01番ベステンダンク 530 11月19日(木曜) 524
02番レシステンシア 514 11月19日(木曜) 476
03番ケイアイノーテック 484 11月19日(木曜) 472
04番グランアレグリア 504 11月18日(水曜) 504
05番メイケイダイハード 558 11月19日(木曜) 540
06番ラウダシオン 514 11月18日(水曜) 510
07番アドマイヤマーズ 492 11月19日(木曜) 482
08番インディチャンプ 484 11月18日(水曜) 480
09番カツジ 508 11月19日(木曜) 500
10番ブラックムーン 510 11月19日(木曜) 510
11番スカーレットカラー 498 11月19日(木曜) 488
12番アウィルアウェイ 492 11月19日(木曜) 478
13番タイセイビジョン 466 11月19日(木曜) 468
14番サウンドキアラ 468 11月19日(木曜) 458
15番ペルシアンナイト 502 11月19日(木曜) 490
16番ヴァンドギャルド 476 11月19日(木曜) 468
17番サリオス 546 11月18日(水曜) 538

※前走から+10キロ以上の増加を赤字で表記しています。

【マイルチャンピオンシップ-注目馬 & 注目穴馬見解】

02番レシステンシア(注目馬)

昨年の2歳女王が秋初戦のこのG1で迎えます。3歳になった今年は堅実な走りを見せていますが、展開や馬場に泣きあと一歩という勝ち切れない競馬が続きました。今回はNHKマイルC以来の実践となりますが、乗り込みは十分ですし好タイムを連発しています。調整自体は順調そうですが、あとはレース勘と調教後に約40キロ増えていた馬体が成長分なのかどうかの見極めを当日したいところです。ただ舞台としては、この馬の中でベストパフォーマンスだった阪神JFと同じ舞台。この馬の持久力を活かした逃げがどこまで通用するかでしょう。

04番グランアレグリア(注目馬)

誰もが届かないと思った位置から、直線だけで全頭ごぼう抜きを決めた衝撃のスプリンターズS以来のレース。このレースを勝てばG1三連勝と春秋マイル連覇が懸かります。もちろんマイルの距離であっても、春に安田記念であのアーモンドアイを2馬身半差完封したように全く問題ありません。この阪神コースも3歳時に桜花賞で勝っているだけに心配は要らないでしょう。あとは展開的に不利な流れにならなければ、最も勝利に近い馬だと言えるでしょう。

07番アドマイヤマーズ(注目馬)

昨年の香港マイルとNHKマイルCを勝った実力馬。今年は初戦として予定していたドバイ遠征がコロナの影響で中止となり、行って帰ってきただけで終わってしまいました。その影響か、結果的に今年初戦となった安田記念では先行して粘り込むも6着。ですが、その内容は勝ち馬から0.7秒差と悲観するものではなく、秋に期待できる内容でした。そして前走スワンSを一度使って久しぶりに万全の態勢でG1レースに臨みます。調教過程も万全でこの馬の力は出し切れる状態にあるでしょう。あとは相手関係次第ですね。

08番インディチャンプ(注目馬)

昨年の勝ち馬が今年も連覇を狙って出走します。今年の安田記念では1・2着馬には離されたものの春秋マイル王の維持を見せて3着は確保。秋はスプリンターズSを予定していましたが筋肉痛で回避。今回はそれ以来のレースとなりますが、この馬の場合不安点は休み明け。いつも休み明けのレースは結果を見ても力を出せておらず、そのあとのレースで力を出すタイプなのでそのパターンにあたる今回も心配はありますが、今回は中間の調整が異なります。普段から坂路での調教は動くタイプですが、デビュー以来初のウッド調教も織り交ぜ休み明けでも走れる状態を作るんだという陣営の意図を感じました。その調整過程から休み明けでも心配なく力は出し切れるとみています。

17番サリオス(注目馬)

もしかしたら今年の二冠馬はこの馬だった?この春はそう思わせる強さを見せてくれましたが、その1つ前には常に三冠馬コントレイルがいました。それでも2歳時に朝日杯FSを勝っているようにこの馬自体の実力は周囲も認めるとこと。その証拠に前走は初めて古馬との対戦となる毎日王冠を選択しましたが、危なげなく、いやむしろ強さを見せつけての勝利。そして今回久しぶりのマイル戦に戻ってどんなレースを見せてくれるか楽しみです。今回乗り替わりとなる点は気がかりですが、デムーロジョッキーであれば問題ないでしょう。

★15番ペルシアンナイト(注目穴馬)

フレッシュなG1馬が他に7頭も揃いましたが、このマイルCSにおいては1着・2着・3着と3年連続で馬券内に好走しているこの馬に注目しました。今回は他の馬に埋もれるようにして人気が無さそうですが、2走前の札幌記念ではノームコアやラッキーライラックを相手に2着好走するなど6歳と言えども衰えは感じません。この馬も休み明けと重馬場はあまり走らないタイプですが、今年も去年と同じように札幌記念から一戦挟んで本番と同じパターンのローテーション。今年は阪神にコース替わりしますが、この馬自身阪神コースは重賞勝ちやG12着と得意としており歓迎の口でしょう。外枠からインに潜り込みスルスルと抜け出てくる姿が想像できますね。

これらマイルチャンピオンシップの傾向をよく理解し、
17頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。

次のメッセージは11月28日(土)18時

秋のG1に合わせてこのメッセージの中で攻略記事を公開していきます。

次のメッセージは、11月28日(土曜日)18時です。

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【うまとみらいと総合サポート窓口】
miraito@miraito.collabo-n.com

最後に

私が大切にしている言葉を伝えます

人と人との間にあるもの、そして、
私とあなたとの間にあるもの、それが、

信頼

欠かす事はできません。
だからこそ、私はあなたとの信頼を何よりも大切にしているのです。

この信頼は、これから更に強いものになるでしょう。
私とあなたが、これから共に競馬と戦っていく中で。

共に進みましょう、私とあなたの思いは同じです

うまとみらいと鈴木健一より