ジャパンカップ【G1】攻略戦

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ジャパンカップ
【G1】攻略戦

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ジャパンカップ【G1】攻略戦

明日の11月29日(日曜日)はG1ジャパンカップ、

レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。

今年のジャパンカップは、例年以上に大きな注目を集めています。

それもそのはず、50年先でも実現しないような、
そんな豪華メンバーが揃ったからです。

まず筆頭は、日本が誇る至高の名牝アーモンドアイ
これが引退レースであり、2年前にワールドレコードで勝った舞台。

このレースまで勝てば芝G1勝利数の記録更新、
さらには生涯獲得賞金額の1位にも躍り出ます。

あんな女王を迎え撃つのが、
今年父ディープインパクト以来の無敗で三冠を達成したコントレイル
史上初めて牝馬で無敗の三冠を制したデアリングタクト

ちなみにアーモンドアイも2年前に牝馬三冠を制しています。

その他、G1馬もズラリ。
菊花賞馬のワールドプレミアキセキに、ダービー馬マカヒキ
香港ヴァーズ勝ちのあるグローリーヴェイズ

他にもG1で好走している常連組も顔を揃えています。

競馬ファンなら、いや、競馬ファンでも、
ワクワクが止まらない。

史上稀に見るメンバーが揃い、
歴史的な一戦となりそうなレース、それが2020年のジャパンカップです。

【ジャパンカップ-東京芝2400m】

ジャパンカップが開催される東京芝2400mは、、、
コーナーが4つ、第1コーナーまでの距離が349.5mと長いコースです。
最後は高低差2.1mの坂を保有する525.9mの長い直線を持つ事から、力のない馬はここで脱落。

チャンピオンディスタンスと呼ばれる2400m距離、
オークス、ダービー、そしてこのジャパンカップと、チャンピオンを決めるコースだけに、有利脚質などは無く「スピード、スタミナ、パワー」のバランスがとれた馬でなければ好走できないタフなコースです。

つまり、力のある馬が勝つ、
小細工は不要、力と力がぶつかり合う舞台と言えるでしょう。

データ的に見れば東京2400mの2枠の好走率は見逃せない。
長距離で長い直線ということで、位置取りよりも、一瞬のキレ味よりも、
「一息入れるのが上手く長い末脚の使える馬」が最後の直線を制すでしょう。

軸馬に「一息入れるのが上手く長い末脚の使える馬」を据え、
相手馬に「軸と同型、又は、内に潜らせられる利口な馬」を据えて勝負。

【ジャパンカップ-競馬解析評価】 

【ジャパンカップ-脚質傾向】

●逃げ馬 / 先行馬

01番カレンブーケドール
02番アーモンドアイ
04番キセキ
09番トーラスジェミニ
14番ヨシオ

●差し馬 / 追込馬

03番ワールドプレミア
05番デアリングタクト
06番コントレイル
07番ミッキースワロー
08番ウェイトゥパリス
10番パフォーマプロミス
11番クレッシェンドラヴ
12番マカヒキ
13番ユーキャンスマイル
15番グローリーヴェイズ

【ジャパンカップ-調教後の馬体重】

馬名 馬体重 計量日 前走
01番カレンブーケドール 480 11月26日(木曜) 472
02番アーモンドアイ 496 11月26日(木曜) 490
03番ワールドプレミア 496 11月26日(木曜) 492
04番キセキ 516 11月26日(木曜) 508
05番デアリングタクト 480 11月25日(水曜) 480
06番コントレイル 464 11月26日(木曜) 458
07番ミッキースワロー 480 11月26日(木曜) 474
08番ウェイトゥパリス 474 11月26日(木曜) 前走海外
09番トーラスジェミニ 482 11月26日(木曜) 484
10番パフォーマプロミス 470 11月25日(水曜) 468
11番クレッシェンドラヴ 508 11月26日(木曜) 494
12番マカヒキ 510 11月26日(木曜) 494
13番ユーキャンスマイル 508 11月26日(木曜) 496
14番ヨシオ 498 11月25日(水曜) 474
15番グローリーヴェイズ 472 11月26日(木曜) 456

※前走から+10キロ以上の増加を赤字で表記しています。

【ジャパンカップ-注目馬 & 注目穴馬見解】

01番カレンブーケドール(注目馬)

昨年のジャパンカップ2着馬が今年も参戦。昨年は3歳馬で53キロと斤量も軽かったのですが、今年は55キロでの出走その辺りがどう出るのか。ですが、そのジャパンカップ以降、ドバイ遠征の影響などで順調に使うことが出来なかったものの、前走オールカマーでは久しぶりのレースを自ら動いて2着。負けて強しの内容でした。そして今回は、久々を一叩きしての一戦。中間は坂路で自己ベストが出ているくらいですし、調子は良いとみていいでしょう。

02番アーモンドアイ(注目馬)

ついにこの馬の走りを見れるのも最後となります。歴史的名牝の引退レース。それにしても、先に若い3冠馬2頭が参戦を決めている中で、よく陣営も出走を決めてくれました。その英断に感謝です。そしてこのアーモンドアイにとって、まさに東京コースは庭と言って良い得意な舞台、このレースに関しても2年前にワールドレコードで勝つなど引退の花道を飾るには最高の舞台となるでしょう。中間は、前走天皇賞・秋から中3週と今までの中では間隔が詰まっているローテーションですが、調整に関しては抜かりなくむしろ本番に向けて力を溜めているような調整に感じました。我慢している分、レースで直線で弾けてくれるそんな雰囲気で最後のレースを迎えることが出来そうです。

05番デアリングタクト(注目馬)

こちらは史上初無敗での牝馬三冠を成し遂げました。その秋華賞の後すぐにジャパンカップへの参戦を表明。やはり3歳牝馬であれば、斤量面で有利に働くこともあり、陣営も狙って来ていたようです。この馬の東京芝2400mと言えば、オークスでの走りが思い出されます。直線最後まで追い出せず、狭いところをこじ開けて追い込んできたあの末脚は、このメンバーの中でも見劣ることは無いでしょう。多少時計の掛かってきている今の東京の馬場もこの馬に一番合っているイメージです。休み明け2戦目、調整を見てもピークを迎えた今、最強の称号を取りに来た、そんな印象です。

06番コントレイル(注目馬)

父ディープインパクト以来の無敗での三冠を達成したコントレイル。その菊花賞では、決して向いている舞台ではない中、2着馬に最後まで詰め寄られる苦しい展開ながら、最後まで抜かせることなく三冠を達成。そのレース振りからジャパンカップには出ないのではと思われましたが、デアリングタクトに次いで参戦を表明。前走から距離短縮となることは確実にプラスとなるでしょうし、日本ダービーの走りを見てもベストな舞台だといえそうです。中間の調整では一週前に寮馬に後れを取り、状態面での不安もささやかれましたが、最終追い切りではいつもの、いやいつも以上の素軽く鋭い動きを披露。体調不安説を一蹴しましたね。この馬の最大の強みはレースセンスの良さ。どんなレースでも好位置が取れますし、取れなかったとしても挽回できる。この馬もベストとなるこの舞台で、無敗のまま最強の称号を虎視眈々と狙っています。

15番グローリーヴェイズ(注目馬)

これまで裏街道歩んできた本馬が、いよいよひのき舞台に立ちます。この馬の実力は3歳時の菊花賞、そして4歳時の天皇賞・春でのフィエールマンとの壮絶な叩き合い、昨年暮れの香港での圧勝劇、未だタイトルは1つだけですがすでに証明されています。ですが、今年の春の宝塚記念など馬場の影響はあったにせよ、ムラのある所を見せており、安定した強さを見せることは出来ていませんがポテンシャルの高さは周知のことでしょう。そしてシルクレーシングの馬であるこの馬は、他のクラブ馬比べて少し裏街道ばかり使われてきた印象(アーモンドアイも同じシルクレーシングですが、表街道の印象)で、今回国内の主要G1にようやく出走してきます。父ディープインパクト、母の血統には三冠牝馬メジロラモーヌもいる昔からの競馬ファンにはおなじみのメジロ血統。初めての東京コースということは気になりますが、この馬のポテンシャル前回となれば、上位勢に一矢報いることが出来るかもしれませんね。

★04番キセキ(注目穴馬)

3歳時に泥んこの菊花賞を制し、その後もG1で惜しい2着を続けてきましたが、近走は父ルーラーシップ譲りの期の悪さを見せ、レースでの安定感を欠いています。前走は天皇賞・秋で昨年の大阪杯以来に2000mに出走しましたが、この馬にとっては気持ち短いように思います。そこから距離延長となる今回は、この馬の力を出し切れる距離で実際に2年前アーモンドアイがワールドレコードを出した時の2着馬がこの馬です。調教の動きは相変わらず悪くないので、この馬の持ち味であるスタミナと持久力を活かし、先行してはやめ先頭の競馬でどれだけ粘り込むことが出来るか、展開次第では上位食い込みもあるとみています。

これらジャパンカップの傾向をよく理解し、
15頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。

次のメッセージは12月5日(土)18時

秋のG1に合わせてこのメッセージの中で攻略記事を公開していきます。

次のメッセージは、12月5日(土曜日)18時です。

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【うまとみらいと総合サポート窓口】
miraito@miraito.collabo-n.com

最後に

私が大切にしている言葉を伝えます

人と人との間にあるもの、そして、
私とあなたとの間にあるもの、それが、

信頼

欠かす事はできません。
だからこそ、私はあなたとの信頼を何よりも大切にしているのです。

この信頼は、これから更に強いものになるでしょう。
私とあなたが、これから共に競馬と戦っていく中で。

共に進みましょう、私とあなたの思いは同じです

うまとみらいと鈴木健一より