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チャンピオンズカップ
【G1】攻略戦
鈴木健一があなたを導きます
うまとみらいと鈴木健一より
チャンピオンズ【G1】攻略戦
明日の12月6日（日曜日）はG1チャンピオンズカップ、
レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。
今年のチャンピオンズカップは、昨年に引き続きダート界のトップホースが集まりました。
まず筆頭は、日本では未だ無敗を誇るクリソベリル。
昨年もこのレースを勝っていて連覇を目指します。
迎え撃つのが古豪のＧ１馬たちで、
昨年２着のゴールドドリームに堅実なチュウワウィザード、昨年３着インティ。
さらにマイル路線で活躍するサンライズノヴァやアルクトス、
このレースが引退レースとなるモズアスコット。
この合計７頭のＧ１馬を主軸としたメンバー構成。
そこに３歳馬の大将格、カフェファラオが加わり、
打倒クリソベリルを掲げ挑みます。
クリソベリルを頂点に、ダート界の覇権を争う一戦。
それが2020年のチャンピオンズカップです。
【チャンピオンズカップ－東京芝2400m】
チャンピオンズカップが開催される中京1800mは、、、
コーナーを4つ周るコースで、第1コーナーまでの距離は291.8mと短め、
最後の直線は高低差3.4mの坂を持つ410.7mの長い直線、
これだけ見ると先行争いが激しく、最後の長い直線に分がある差し馬が有利に見えますが、 最初のコーナーから向こう正面にある上り坂でペースが緩むため、「逃げ馬、先行馬」が有利です。
それでも前有利と言われるダートチャンピオンを決めるレースなので、
先行力で他馬を負かしてきた馬も多く、ペースが落ちつかなくなる場合も充分考えられます。 そこを判断し、当日情報まで取り入れた予想をすると良いでしょう。
また、スタミナ切れの馬が勝てるほど甘いレースでもなく、
一息入れるのが下手な馬は直線で失速は避けられず、勝負にならないでしょう。
軸馬に「内に潜って一瞬の脚が使える先行馬」を据え、
相手馬に「軸と同型、又は、一息入れるのが上手い馬」を据えて勝負。
【チャンピオンズカップ－競馬解析評価】
【チャンピオンズカップ－脚質傾向】
●逃げ馬 / 先行馬
03番メイショウワザシ
04番エアアルマス
05番クリンチャー
09番アルクトス
10番アナザートゥルース
11番チュウワウィザード
13番インティ
14番ヨシオ
15番クリソベリル
●差し馬 / 追込馬
01番タイムフライヤー
02番ゴールドドリーム
06番エアスピネル
07番カフェファラオ
08番サンライズノヴァ
12番モズアスコット
16番サトノティターン
【チャンピオンズカップ－調教後の馬体重】
| 馬名 | 馬体重 | 計量日 | 前走 |
| 01番タイムフライヤー | 485 | 12月3日（木曜） | 476 |
| 02番ゴールドドリーム | 536 | 12月2日（水曜） | 530 |
| 03番メイショウワザシ | 548 | 12月3日（木曜） | 536 |
| 04番エアアルマス | 506 | 12月3日（木曜） | 498 |
| 05番クリンチャー | 500 | 12月3日（木曜） | 490 |
| 06番エアスピネル | 498 | 12月2日（水曜） | 494 |
| 07番カフェファラオ | 506 | 12月3日（木曜） | 510 |
| 08番サンライズノヴァ | 548 | 12月3日（木曜） | 530 |
| 09番アルクトス | 556 | 12月3日（木曜） | 542 |
| 10番アナザートゥルース | 500 | 12月2日（水曜） | 493 |
| 11番チュウワウィザード | 492 | 12月3日（木曜） | 483 |
| 12番モズアスコット | 506 | 12月3日（木曜） | 490 |
| 13番インティ | 526 | 12月2日（水曜） | 511 |
| 14番ヨシオ | 490 | 12月3日（木曜） | 486 |
| 15番クリソベリル | 562 | 12月3日（木曜） | 542 |
| 16番サトノティターン | 594 | 12月2日（水曜） | 584 |
※前走から＋10キロ以上の増加を赤字で表記しています。
【チャンピオンズカップ－注目馬
＆ 注目穴馬★ 見解】
02番ゴールドドリーム（注目馬）
ここまで3歳時からこのレースには三度参戦しており、2017年には優勝、昨年も2着とダート界のトップホースたる結果を残しています。去年はクリソベリルを相手にわすがに及ばず2着でしたが、その時のハンデには2キロ差があったことを考えれば勝ちに等しい内容でした。今年はコロナの影響もあり、狙ったレースばかりを使えたわけではありませんが、前走は苦手な岩手コースに超高速馬場、2走前は海外明けに58キロのハンデと理由は明らかです。この2戦の負けで衰えたと思ってはいけない、侮れない実力馬です。
05番クリンチャー（注目馬）
芝の長距離を得意とし、凱旋門賞にも挑戦したことがある馬ですが、主戦場をダートに移しようやく前走で重賞を勝ちました。この馬のセールスポイントは、芝時代に培った豊富なスタミナで直線早めに仕掛けてもなかなかバテることはありません。それはダートに転向して以降の成績を見ても明らかで、常に堅実な走りを見せ続けていますね。逆に言えばスピードが無いとも言えますが、そこは三浦ジョッキーが新味を引き出してくれるでしょう。
07番カフェファラオ（注目馬）
今年唯一参戦の3歳馬。去年、一昨年と3歳馬が連勝しているだけに、この馬にも期待がかかります。前走は初めて古馬との対戦となりましたが、上位馬の中で唯一、常に大外を回って来ており、そんな中でキッチリ勝ち切って来たことは評価出来るでしょう。ただし、前走はメンバーレベルもそれほど高いとは言えず、またこの馬自身、スムースな競馬が好走の条件となるだけに、今回が文字通り試金石となりそうです。ハンデも昨年のクリソベリルより1キロ重いのですが、この馬のポテンシャルとルメール騎手の手腕に期待です。
11番チュウワウィザード（注目馬）
前走JBCクラシックを3着してこのレースに臨みます。去年と同じローテーションですが、去年は1着今年は3着。この差がどう出るかですが、個人的には去年と変わらないパフォーマンスを発揮できると思っています。その昨年は4着でしたが、直線で前が空かず追い出し遅れてのものでしたから、得意の左回りコースで去年の雪辱を晴らして欲しいですね。勝ち切れないとしても、去年のこのレース4着以外複勝圏内を外したことがないので、特にこの馬の堅実さには信頼が置けそうです。
15番クリソベリル（注目馬）
ここまで国内では負けなし、昨年も3歳にしてこのレースを制した文字通り現在日本ダート界のトップにいる馬です。唯一負けたレースはサウジカップと度外視していいレースでしょう。この馬の強みはスッと先行して抜け出すセンスの良さ。それがあるからこそどんなレースでも対応出来るのだと思います。今年は外枠となってしまいましたが、そのセンスを活かせればこの中京コースでも問題ないでしょう。年内はこのレースが最後、ということは翌年の海外レースも睨んでいると思いますので、ここは負けるわけにはいかない、その思いで取りに来るでしょう。
★01番タイムフライヤー（注目穴馬）
芝のG1馬がダートG1も狙って今年も出走します。前走武蔵野Ｓは、勝負どころで仕掛けが遅れ5着と敗れましたが、本来は勝った芝のホープフルＳや2走前のエルムＳのようにコーナー4つのコースの方がスムースに追走出来てこの馬に合っている舞台だと思います。その点では今回中京コースに変わるのは好材料ですし、ダート初重賞制覇となった2走前のエルムＳの走りが出来れば、上位争いに食い込めるのではないでしょうか。
これらチャンピオンズカップの傾向をよく理解し、
16頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。
次のメッセージは12月12日（土）18時
秋のG1に合わせてこのメッセージの中で攻略記事を公開していきます。
次のメッセージは、12月12日（土曜日）18時です。
* * *
【うまとみらいと総合サポート窓口】
miraito@miraito.collabo-n.com
最後に
私が大切にしている言葉を伝えます
人と人との間にあるもの、そして、
私とあなたとの間にあるもの、それが、
信頼
欠かす事はできません。
だからこそ、私はあなたとの信頼を何よりも大切にしているのです。
この信頼は、これから更に強いものになるでしょう。
私とあなたが、これから共に競馬と戦っていく中で。
共に進みましょう、私とあなたの思いは同じです
うまとみらいと鈴木健一より
