【勘助ジャーナル第4号】あなたは飲食店の小さな秘密を知っていますか?

お世話になります。alt"神田勘助"

ヒットメイクサポーターの神田勘助です。

あなたは好きな飲食店ってありますか?

マクドナルドやモスバーガー、はなまるうどんに銀だこ、

色々ありますよね。

今週の勘助ジャーナルは、そんな『飲食店にある、小さな秘密』に関する内容です。

『飲食店にある、小さな秘密』をお教えする前に、先にあなたにクイズを出します。

まず私がこれからお教えするお店の“ロゴ”を、頭の中で想像してください。
覚えていなければインターネットで調べてもらっても大丈夫です。

それでは行きますね。

・マクドナルド

・モスバーガー

・すき家

・ガスト

・ほっともっと

・ケンタッキー・フライド・チキン

・スシロー

・銀だこ

・なか卯

・ジョナサン

10個の大手飲食チェーン店を挙げました。

ロゴは思い浮かびましたか?

それではここで問題です。

「いまお教えした大手飲食チェーン店のロゴの共通点は何でしょうか?」

飲食店のロゴに必ず入っている要素

alt"飲食店"

答えは分かりましたか?

答えは、

「ロゴに必ず赤色が入っている」

でした。

・マクドナルド…背景が赤色

・モスバーガー…ロゴの「M」が赤色

・すき家…背景が赤色

・ガスト…背景が赤色

・ほっともっと…背景も「HM」の文字も赤色

・ケンタッキー・フライド・チキン…背景色が赤色

・スシロー…背景の枠が赤色

・銀だこ…背景が赤色

・なか卯…背景が赤色

・ジョナサン…背景が赤色

といったように、どこかに必ず赤色が入っています。

「だから何?」

と思うかもしれません。

ですが「ロゴに赤色を入れる」のは企業の戦略であり、しっかりとした理由があるんですね。

なぜ飲食店の多くに“赤色”が使われているのか

alt"飲食店の色"

結論から言うと、

「赤色が食欲を掻き立てる色」

だからです。

人間は、色によって感情が動かされます。

赤色やオレンジ色、黄色といった暖色は食欲を増進させる効果があるんですね。

だから大手飲食店の多くが、ロゴに赤色などの暖色を入れていることが多いです。

逆に言えば、黒色やグレー、青色は食欲を減少させる効果があります。

青色のカレーや青色の野菜、青色のステーキなど、食べたいと思いますか?

食欲がなくなってしまいますよね。

黒色の食べ物もそうです。

パッと思いつくもので「あんこ」がありますが、それ以外の黒い食べ物は食欲を減少させます。

ロゴの色など細かい部分ではありますが、企業の緻密な戦略が隠れているんですね。

その他の色の効果

alt"色"

「暖色は食欲を掻き立てる色」といったように、その他の色にも様々な心理効果があります。

例えば以下のようなものです。

心理効果
緑色 情緒の安定や、安心感を与える色。リラックスができる色
青色 例差を与え、精神的な落ち着きや痛みの緩和の効果
紫色 高貴さや気品差を表す。運動神経の働くを抑制
黒色 力強さや高級感、威圧感などがある
白色 純潔さや純粋さ、純真さなど
ピンク色 可愛さや幸福感、愛情など

そして私は、表の一行目の背景を赤色にしました。

この赤色は「注目を集める色」なので、あなたも最初に目が行ったと思います。

きっと世の中を見まわしてみると、こういった些細な部分に様々な工夫が凝らされているはずですよ。

まとめ

ここまで今週の『勘助ジャーナル第4号』をお届けしてきました。

いかがだったですか?

本当に様々な部分で企業の工夫が見えるので、こういった色の心理などを知ってみると面白いかもしれません。

あなたが日常で活用するなら、服の色でも色の効果を活用できます。

白は膨張色と言われているので、白の服を着ていると錯覚で太って見えます。

逆に黒は高級感を与える色なので、あなたの気品さをさらに増長してくれるでしょう。

今度から少し意識して服選びしてみると、相手に与える印象も大きく変わるはずですよ?

ぜひ試してみてください。