パドックの見方と馬券活用法

こんにちは、「うまとみらいと」の吉成周蔵です。

うまとみらいとの代表、吉成周蔵

今回のキーワードは「パドックの見方と馬券活用法」です。

競馬には馬券を的中させるための予想法がたくさんあります。

データや調教、血統やサインなどなど。

挙げればキリがないほどで、人それぞれオリジナルの予想法を持っている方も多いでしょう。

その中で今回取り上げる予想法は「パドック」についてです。

まずパドックと聞いて思い浮かぶことは、パドックで馬を見ることが難しい、競馬歴が長い人のやること、などというイメージを思い浮かべるのではないでしょうか?

さらには、パドックを見るだけで予想することが出来るのかと疑問に思われるかもしれません。

でも実はこのパドックも、見方一つであなたの予想法の1つとなることができ、馬券活用の心強い味方となるものですので、ぜひこの記事を読んで今週の競馬から実践してみてください。

では、さっそくですが、パドックで馬を見るということは簡単に言うと、

予想法の1つ

であると言えます。

新聞を見たり、競馬サイトを見たりするということと変わらないということです。

ですから、あなたもパドックで馬を見るという予想法を普段の予想にプラスすることで、
今まで以上に馬券を的中させられるようになること間違いありません。

ということで「パドックの見方」について、どのような点に注目して馬を見ていけば良いのかを3つのポイントに分けてお伝えしていきますね。

パドックを使った相手馬選び3つのポイント

・パドックとは何をするところ?

・馬の何を見ればいいの?

・パドックを使った馬券活用法

それではまず、最初のポイントである

パドックとは何をするところ?

こちらからお伝えしていきます。

あなたはすでに知っているかもしれませんが、もしかすると知らないまたは忘れてしまったかもしれませんのでこの機会に振り返っておきましょう。

パドックとは、簡単に言うとレース前の馬を走る前に落ち着かせたり、お客さんに見せることを主な目的とした円形の設備です。

下見所とも言いますね。

競走馬はここで周回を重ねた後、ジョッキーが跨り地下馬道を通って競馬場コースへ出ていきます。

私たちファンからすれば、馬の状態を見たりして予想をする場所といったところです。

続いては、実際にパドックへ馬が入ってきた後、

馬の何を見ればいいの?

パドックで馬を見る際にはいくつかのポイントがあります。

見る人によっても重視する部分は異なると思いますので、ここでは私が注目して見ているポイントを中心に解説していきますね。

まず見るべきは、馬そのものの見た目です。

■歩き方

見るべきポイント

後ろ脚の踏み込みがしっかりしているか

前脚の出し方はスムーズか

気性が前向き(元気がある、入れ込んでいる)

 →短距離レースであればプラスに働くことが多い

比較的おっとり、ゆっくり歩いている

 →折り合いが大事な長距離レースでプラスに働くことが多い

■馬体

胸前(胸筋)

胸前(胸筋)が盛り上がって見えるほどにムキムキ

→短距離やダートのレース向き

トモ(後ろ脚)

大きさ・丸み・血管が浮いている

→力が出せるトレーニングが積めている状態

腹回り

※馬体重と併せて確認

マイナス体重

→後ろ脚にかけてお腹が巻き上がってしまっていないか

プラス体重

→余裕のありすぎる腹回りをしてないか

太い首回り

→短距離レース向き

細くて長い

→長距離レース向き

■しぐさ
注意するポイント

1人引き

厩務員さんに頼り過ぎることなく歩けているか

2人引き

入れ込みがひどく1人では抑えきれなくなっていないか

甘える

歩くときにずっと厩務員さんに甘えていないか

■馬体重
※腹回りと併せて確認

マイナス体重

後ろ脚にかけてお腹が巻き上がってしまっていないか

プラス体重

余裕のある腹回りをしてないか

■毛艶

ピカピカ

→体調が良い証拠

冬毛が出ている

→冬場で代謝が落ちると冬毛が生えやすくなる

続いては、馬が付けているものを見ましょう。

■馬具

ブリンカー

ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられる。

ブリンカーを装着する馬には予想紙等に「B」「BL」等と記されます。「ブリンカー」を初めて装着し、集中できることによって穴を今までとは一変、激走することもありますね。「初ブリンカー」の馬には要注意です。

チークピーシーズ

「頭絡の頬革にボア状のものを装着したもので、左右を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる」

基本的にはブリンカーと同じような効果が期待できます。

メンコ

馬の覆面のこと。一般に耳おおいがついたものを使い、音に驚いたり、砂をかぶるのを嫌がる馬に使う。

最近はメンコの柄もオシャレなものや凝ったものが増えてきています。

シャドーロール

頭絡の鼻革にボア状のものを装着したもの。芝の切れ目や物の影などに驚く馬に対し、下方を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる。

最近ではアーモンドアイなども着けていますね。

バンテージ

日本語では肢巻き〔しまき〕。バンデージは英語のbandageつまり包帯のこと。運動中の肢の保護に使用するものと、運動後4肢の保温包帯に使用するものとがある。

■以前との比較

馬ごとに個性があるので、

いつもトボトボ元気なく歩いているのにレースでは走る馬や、

いつも元気たっぷり走りそうに見せてレースでは全然走らない馬もいます。

ですので、本来であればその馬が前走やその前がどうだったかを知ることで、より予想に役立つはずです。

なかなか、すべての馬に対して前走時などとの比較をすることは難しいですが、

好きな馬などを見つけ覚えておくことで有利に働くこともあります。

そして最後となる3つ目のポイント、

・パドックを使った馬券活用法

こちらは、冒頭でも触れましたが、あくまで私のやり方であるということ、そして予想法の1つだという前提のもと、話していきますね。

私斉藤のパドックを使った予想のやり方は、まずパドックが始まるまでに出馬表を見たりデータを見たりしてあらかじめ予想をしておくことが前提です。

その上で、予想しておいた馬を本当に買うかどうかの判断に使います。

判断材料としては、2つ目のポイントで伝えたように馬を見て、予想していた馬たちが、入れ込んでいないか、体重が増えすぎていないか、活気はあるかなどを確認していきます。

そこで入れ込んでいたり、体重に大きな増減があったり、元気が無かったりすればその馬の評価を下げたり、逆に言えば予想時点よりも上げるなんて言うこともあります。

つまり、パドック単体で予想はしません。

なぜなら、あの武豊ジョッキーも言っていますが、パドックでその馬を一度見ただけでは良い悪いは分からないらしいです。

これは馬ごとに癖があり、もともと動きは目立たないけれどレースでは走る馬もいたり、いつも見た目は良いけれどレースでは全然走らない馬もいたりして、その日のしぐさだけでは判断できないということらしいのですが、その言葉からもわかるようにパドックの良し悪しだけで判断するのではなく、予想した馬たちにマイナスポイントがないかどうかを判断する、それくらいのスタンスでパドックを活用すると良いでしょう。

よほど毎週競馬場に通い詰めたり、好きな馬を追いかけている方々でもなければ、パドックだけでその馬が確実に好走するしないの判断することは難しいのです。

だからこそ私は、予想における最後のスパイスくらいのイメージで活用しています。

以上、3つのポイントからパドックの見方をお伝えしましたが、あなたもこのようにパドックを予想の1つの項目として活用することで、より予想の精度が上がり的中という結果に結びつきやすくなるかもしれません。

まだパドックを使った馬券活用法を試したことが無かったのであれば、ぜひ今週末の競馬で試してみてくださいね。

もちろんそんなの出来ないし、予想も誰かにやってほしいというのであれば、

無料でレースの解析を行ってくれる「競馬解析」が使えるうまとみらいとへの登録をオススメしますよ。

うまとみらいとの登録はこちらから
「ezweb」及び「icloud」を含むメールアドレスは「登録完了」のご連絡が届きにくい場合がございます。お手数ではございますがフリーアドレス(Yahooメール、Gmail)などでのご登録にご協力ください。)
※入力されたメールアドレスは、メールマガジン配信にのみ使用します、あなたの個人情報を第三者に渡す事はありません。
※競馬サイト「うまとみらいと」に登録すると、下記のコンテンツからお得な無料情報をメールでお届けします。
【うまコラボ support@collabo-n.com】【競馬の殿堂 support@enjoy-kb.net】【ヒットメイク kido@hitmake.net】【テキダン support@dantotsu-p.net】
※これらのメールマガジンが不要な場合は、いつでも配信解除を行う事ができます。