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阪神ジュベナイルF
【G1】攻略戦
鈴木健一があなたを導きます
うまとみらいと鈴木健一より
阪神ジュベナイルF【G1】攻略戦
明日の12月13日(日曜日)はG1阪神ジュベナイルF、
レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。
今年の阪神ジュベナイルFも、例年と同じように無敗馬が複数頭出走してきます。
まず筆頭は、重賞2勝を含む3戦3勝で挑む白毛の無敗馬ソダシ。
そして同じく重賞2勝を含む3戦3勝で挑むのがメイケイエール。
この2頭が実績最上位です。
その他、2戦2勝のサトノレイナスとポールネイロンの4頭が無敗でG1に挑みます。
もちろん無敗馬以外にも、
前走重賞レースで好走した、オパールムーンやインフィナイトと実力馬が多数出走。
血統的にも、新種牡馬であるモーリスやリオンディーズ、
ゴールドシップにエイシンヒカリとミッキーアイルの子供と揃いました。
無敗馬4頭を中心に、今年の2歳女王を決める一戦、
それが2020年の阪神ジュベナイルFです。
【阪神ジュベナイルF-阪神芝1600m】
阪神ジュベナイルフィリーズが開催される阪神1600mは、、、
コーナーを2つ周るコースで、第3コーナーまでの距離は444mと長め、
最後の直線は高低差1.8mの坂を持つ474mの長い直線、
これだけ見ても分かる通り、ゆったりとした流れから最後の瞬発力勝負になります。
阪神はゴール前、高低差1.8mの急坂もあるのでタフさも要求されます。
基本的にスタミナの無い前の馬、瞬発力の無い後ろの馬はこの坂で脱落します。
坂の存在はレース結果に大きな影響を与えます、ですので、
坂のあるコースでの競争成績を見落とさないようにしましょう。
軸馬に「坂が得意な切れ味を持った馬」を据え、
相手馬に「軸と同型、又は、タメて伸びる先行馬」を据えて勝負。
【阪神ジュベナイルF-競馬解析評価】
【阪神ジュベナイルF-脚質傾向】
●逃げ馬 / 先行馬
01番ウインアグライア
04番リンゴアメ
05番サルビア
06番ソダシ
08番ヨカヨカ
09番ナムラメーテル
13番アオイゴールド
14番ポールネイロン
15番エイシンヒテン
16番インフィナイト
18番メイケイエール
●差し馬 / 追込馬
02番ルクシオン
03番ジェラルディーナ
07番サトノレイナス
10番シゲルピンクルビー
11番ユーバーレーベン
12番オパールムーン
17番フラリオナ
【阪神ジュベナイルF-調教後の馬体重】
馬名 | 馬体重 | 計量日 | 前走 |
01番ウインアグライア | 464 | 12月10日(木曜) | 450 |
02番ルクシオン | 424 | 12月9日(水曜) | 420 |
03番ジェラルディーナ | 436 | 12月10日(木曜) | 432 |
04番リンゴアメ | 436 | 12月10日(木曜) | 436 |
05番サルビア | 460 | 12月9日(水曜) | 456 |
06番ソダシ | 470 | 12月10日(木曜) | 476 |
07番サトノレイナス | 476 | 12月10日(木曜) | 476 |
08番ヨカヨカ | 464 | 12月10日(木曜) | 450 |
09番ナムラメーテル | 438 | 12月9日(水曜) | 434 |
10番シゲルピンクルビー | 500 | 12月9日(水曜) | 493 |
11番ユーバーレーベン | 462 | 12月10日(木曜) | 484 |
12番オパールムーン | 426 | 12月10日(木曜) | 436 |
13番アオイゴールド | 460 | 12月10日(木曜) | 464 |
14番ポールネイロン | 440 | 12月10日(木曜) | 438 |
15番エイシンヒテン | 456 | 12月9日(水曜) | 448 |
16番インフィナイト | 494 | 12月9日(水曜) | 488 |
17番フラリオナ | 416 | 12月9日(水曜) | 414 |
18番メイケイエール | 460 | 12月9日(水曜) | 458 |
※前走から+10キロ以上の増加を赤字で表記しています。
【阪神ジュベナイルF-注目馬 & 注目穴馬★ 見解】
06番ソダシ(注目馬)
これまで3戦3勝。無敗でG1に挑みます。2走前の札幌2歳Sではタフな洋芝レースでレコードV、前走のアルテミスSでは東京のスピード馬場を33秒台の末脚で差し切りました。それぞれ条件の大きくことなレースで結果を出していることが、毛色だけでなくこの馬の長所を表しているように思います。今回は直線最後に坂のある阪神となりますが、もともとダートに活躍馬が多い血統ですし、この馬自身もパワーのあるクロフネ産駒であることからプラスに働きそうです。
07番サトノレイナス(注目馬)
ここまで2戦2勝。重賞勝ちはないものの前走サフラン賞を勝って本番へ挑みます。デビュー戦では、あのグランアレグリアも勝った出世レースである、東京初週の新馬戦を勝利。そのあと中山で行われた1勝クラスサフラン賞を中山の急坂を物ともせず最速の末脚で差し切りました。兄には今年の弥生賞を勝ったサトノフラッグがいて、同じように中山コースが向いている可能性も否定は出来ませんが、前走の末脚を見る限り阪神の坂も難なく駆け上がって来そうです。
12番オパールムーン(注目馬)
前走はG3のファンタジーSで、メイケイエールが先に抜け出す中、直線最後方からものすごい末脚で追い詰めました。現状、あまり二の脚が早くなく、後方からの競馬になってしまいますが、それでも最後に切れのある末脚を使ってくれるので、阪神の坂で先に抜け出した馬の末脚が鈍るようであれば、この馬の一気の差しが決まる可能性もあるでしょう。また前走では休み明けでプラス12キロであったことから、休み明け2戦目となる今回の上積みが見込めそうです。
16番インフィナイト(注目馬)
前走は不良馬場で牡馬を相手に、G3のサウジアラビアRCで2着と好走。どんな条件でも力を出し切れている点はこの馬の長所と言えるでしょう。兄には重賞勝ち馬のブラックスピネルがいる良血で、父は新種牡馬で活躍馬を多数輩出しているモーリス。現状も父はパワータイプの産駒を多く出しており、阪神へのコース替わりは歓迎でしょう。調教でも坂路で高タイムをマークしており、不良馬場にはなりそうにない今回の馬場状態であれば、よりこの馬の能力を発揮できそうです。
18番メイケイエール(注目馬)
この馬も3戦3勝無敗でG1に挑みます。ちなみにこの馬とソダシは共に同じ白毛一族の出身。そんなソダシとは毛色もレース振りも異なり、この馬は1200〜1400mで連勝を重ねて来ました。この馬の最大の武器はスピードにありますが、そのスピードがありすぎるからか、レースではあの武騎手を持ってしても抑えるのが大変だと言わせるほど言うことを聞いてくれないようです。それでいてこれまで負けずに来ていることがこの馬のすごいところ。今回は初めての1600mとなりますが、レース中真面目に走ることができればこなせても良いと思いますし、力も上位なのではないでしょうか。
★10番シゲルピンクルビー(注目穴馬)
まだ新馬戦を勝ったばかりの馬ですが、G1へチャレンジしてきました。姉は桜花賞2着のシゲルピンクダイヤで、今回と同じ阪神芝1600mで好走しています。父は姉のダイワメジャーから新種牡馬モーリスに変わりましたが、両父ともパワーを武器にした子供を多く輩出していることから、この馬も姉と同じように阪神芝1600mが得意である可能性が高いでしょう。その新馬戦で見せた末脚も、距離こそ1400mですが最後の坂をものともしない切れを見せていましたし、1戦ながら素質の片りんを見せてくれました。中間調教でもウッドで好タイムを出しており、1勝馬だからと言って侮れない存在でしょう。
これら阪神ジュベナイルFの傾向をよく理解し、
18頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。
次のメッセージは12月19日(土)18時
秋のG1に合わせてこのメッセージの中で攻略記事を公開していきます。
次のメッセージは、12月19日(土曜日)18時です。
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【うまとみらいと総合サポート窓口】
miraito@miraito.collabo-n.com
最後に
私が大切にしている言葉を伝えます
人と人との間にあるもの、そして、
私とあなたとの間にあるもの、それが、
信頼
欠かす事はできません。
だからこそ、私はあなたとの信頼を何よりも大切にしているのです。
この信頼は、これから更に強いものになるでしょう。
私とあなたが、これから共に競馬と戦っていく中で。
共に進みましょう、私とあなたの思いは同じです
うまとみらいと鈴木健一より