お世話になります。
ヒットメイクサポーターの神田勘助です。
私が戦国時代好きだということは、
前にもお話ししたと思います。
【勘助ジャーナル第13号】で公開した記事、
「衝撃の事実!戦国時代での刀は斬るためのものではなかった!」
は大変好評だったので、
ぜひあなたも読んでみて下さいね
https://miraito.collabo-n.com/kaiseki_deblog/index.php/2022/04/10/post-27221/
【勘助ジャーナル第13号】でも戦国時代にまつわる衝撃の事実を公開しましたが、
まだまだこんなものではありません。
そんな戦国時代の衝撃の事実の1つに馬があります。
戦国時代の馬と言えば、競馬でも走っているような、
サラブレッド(競争馬)を想像しますよね?
サラブレッドの走る姿というのは、本当にほれぼれします。
過去のレースを見ると、それこそ震えるほどに。
でも戦国時代に使われていた馬は、
そんなサラブレッドではなかったんです。
衝撃!戦国時代に使われていた馬は…!
競馬でも見る競走馬はサラブレッドと言われる馬で、
速く走ることに特化した、改良された馬です。
サラブレッドの体長は160~170cmで、時速70km/hほどで走ります。
でもそんなサラブレッドが生まれたのは18世紀のイギリス。
当然日本の戦国時代である16世紀には存在していません。
それでは戦国時代には、どんな馬が活躍していたのか。
それは、なんと『ポニー』です。
ポニーと聞くだけで、一気に戦国時代の印象が変わりますよね。
戦国時代の有名な騎馬隊に武田信玄の「武田騎馬隊」がありますが、
そんな騎馬隊もすべてポニー。
ポニーは、体長が148cm以下のものを言い、体重は200kmと、
サラブレッドと比べても小柄です。
それに走る速度も時速40km/hと、サラブレッドと比べても遅いんですね。
でも力はあります。
甲冑を着た武将を乗せて山越えもしていたようですよ。
甲冑の重さが約40kgほどあり、人間の体重も50kg程度と考えると、
100kgあるものを背中に乗せて走っていたことになります。
そう考えるだけでもパワーがあることが分かります。
武田の騎馬隊も実は…
さらに衝撃な事実として、先ほど挙げた「武田騎馬隊」。
あなたのイメージは、きっと馬の上に乗ったまま槍で上から戦っている姿を
想像しているでしょう。
でもそれも最近では疑問視されています。
最近では、「騎馬隊も戦うときは下馬して戦っていたのでは?」と言われています。
これもまだ資料がないので定かではありませんが、
ルイス・フロイスが残した「日本史」では、下馬戦闘をしていたという記述もあります。
全員が全員下馬していたわけではないと思いますが、
下馬して戦っていたのも事実でしょうね。
まとめ
戦国時代はまだまだ謎に包まれています。
当時の馬がポニーで走る速度が遅いのであれば、
豊臣秀吉が「本能寺の変」の後おこなった「中国大返し」に関しても、
疑問点が出てきます。
それに「本能寺の変を裏で画策していたのは豊臣秀吉では?」という話もあります。
まだまだ謎は深いですが、常識が覆る瞬間というのは、
とても面白いです。
もっともっと面白い話はあるので、
今後も戦国時代に関してはこの勘助ジャーナルでも紹介していきますね。
それでは今週は、この辺で失礼します。