パラダイスS(L)の競走馬解説&レース展望

 

6月15日(日)東京11R
パラダイスS(L)の競走馬解説&レース展望を公開します。

 

 

レース展望

ハンデ戦と言うこともあり、やや波乱傾向のあるレースです。

3年連続で53kgの馬が勝っているように、ハンデの軽い馬が好走しやすいです。

また、3年連続で2番人気の馬が勝っている一方で、7年連続で1番人気の馬が連対していない奇妙なレースでもあります。

 

雨の影響もあり、馬場は稍重か稍重よりの良となるため、時計はそこまで速くならないでしょう。

おそらく1分21秒前半から中盤あたりになると考えます。

 

また、今回は絶対的な逃げ馬がいないため、先行馬は多いですがペースもそこまで速くならないと考えます。

 

内外で大きな差はありませんが、5年連続で1枠or2枠の馬が連に絡んでいます。

 

 

競走馬解説

 

1番 ハクサンバード

前走の1:19.8という時計は非常に評価できます。

 

3走前のように逃げてしまうと、今回は先行馬が多いため、早めに捕まえられて惨敗なんてこともあり得ますので、前走のような差す競馬が理想です。

 

相手は一気に強くなりますが、この舞台は合っていますし、前走のような競馬ができればチャンスはあると思います。

 

 

2番 バルサムノート

近走は惨敗が続いていますが、前走の時計は悪くありませんし、今回のメンバーレベルであれば十分にチャンスはあるでしょう。

 

左回りと相性がいい馬ですので、引き続き東京なのはプラス材料です。

 

今回はブリンカーを着けますので、それがいい方に働けば馬券内もあり得ると思います。

 

 

3番 グレイイングリーン

前走に関してはスローのよーいドンといった競馬でしたので、展開が向いた感じはあります。

ただ、前々走もいい走りはしていますし、東京芝1400mでは【0-2-1-1】と相性がいいです。

 

前残りになってしまうと厳しいですが、前走のような展開になれば、この馬にもチャンスはあると思います。

 

 

8番 ゴールデンシロップ

前走は15着と惨敗でしたが、この馬は左回りの1400m戦であればそこまで大きく崩れていません。

前々走は勝っていますし、4走前も9着ではありましたが、上り最速をマークしているように、左回りの1400mなら確実にいい脚をつかってくれます。

 

かなり展開に左右される馬ではありますが、ハマれば一発ある馬だと思います。

 

 

10番 シャドウフューリー

東京芝1400mで【3-3-1-3】と結果を残しているように、この馬のベストパフォーマンスが発揮できるのはこのコースだと思います。

 

この馬の場合は、休み明けはとにかく走りません。

前走の5着に関してはむしろ頑張ったほうだと思います。

 

叩き2戦目のほうが走る馬ですので、今回は期待できると思います。

 

ただ、斤量はかなりきついという印象を受けます。

 

11番 サトノカルナバル

近走は馬券外が続いていますが、そこまで悲観する結果や内容ではないと思います。

おそらくこの馬はマイルよりも、スプリント寄りな馬だと思います。

そのため、今回の距離短縮はプラスに働くでしょう。

 

能力的に頭一つ抜けている感じはありますが、古馬との対戦は初めてですし、案外ってことがある可能性は否定できません。

 

14番 ベガリス

近走で大崩れしたのは愛知杯だけですし、その愛知杯も完全なる差し決着でしたから参考外でいいと考えると、まさに今がピークと言っていいかもしれません。

 

パンパンの良馬場よりは今みたいな馬場の方がこの馬には合っていると思います。

 

ただ、先行馬が多いので、大外枠というのは少し不安です。

 

 

以上がパラダイスS(L)の競走馬解説&レース展望となります。

ぜひ、ご活用ください。