【勘助ジャーナル 第2号】どうして年を取るにつれ1年が短く感じるのか?

お世話になります、ヒットメイクサポ―ターの神田勘助かんだかんすけです。

alt"神田勘助"2022年になってもうすでに1か月が過ぎようとしています。

本当に早いですね…

そうこうしているうちに2月、3月と過ぎていき、気づけば暖かい季節になっていくんでしょうね…。

ということで今週の「勘助ジャーナル」は、「時間」に関するお話をしようと思います。

最近、さらに時間が過ぎるのが早くなった気がする…

alt"time"

「20代・30代なんかあっという間だよ」

聞きなれたセリフですね。

というより、気づけば私が言う側になっていたわけですが…。

小学生や中学生のときなど、幼いときは時間が経つのは遅く感じたのに、大人になるにつれてなぜか時間が経つのを早く感じてしまう。

これはみんなが感じている事です。

「私だけなのかな…」

と不安だったかもしれませんが、違います。

これは「ジャネの法則」と呼ばれる“心理法則”で全人類に当てはまる現象です。

「ジャネの法則」とは?

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「ジャネの法則」は、フランスの哲学者“ポール・ジャネ”によって発案された法則です。

ジャネの法則とは、

「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」

という法則の事です。

つまり、

年齢が若い人ほど1年の体感時間が長く、年を取るにつれて1年の体感時間が短くなっていく

ということです。

また「ジャネの法則」は、「時間の経過の早さ」「年齢に比例して早くなる」と言われています。

例を挙げるのであれば、

  • 5歳の時の1年間=人生の中の1/5の体感時間
  • 50歳の時の1年間=人生の中の1/50の体感時間

というような体感時間となるようです。

恐ろしいですね。

過ぎていく時間はどの年齢でもみな等しく365日、8760時間なのに、体感時間は年齢によって変わるんです。

それも年を取るにつれて、体感時間が短くなっていく…。

でもどうして年を取るにつれ、体感時間は短くなっていくんでしょう?

どうして年を取るほど体感時間が短くなっていくのか

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人は経験したことが無いことを経験しているとき、時間が過ぎるのを長く感じます。

反対に一度経験して慣れてしまうと、時間が気にならなくなり、時間が過ぎるのをあっという間に感じてしまうんですね。

例えば旅行の時を思い出してみてください。

旅行するとき、行きはとても長く感じませんか?

飛行機の中、新幹線の中、車の中、どんな時でも行くときは長く感じます。

それに対し、帰りの時はどうでしょう?

あっという間に感じませんか?

これは行くときにすでに経験したことであり、慣れてしまっているからなんですね。

人生においても同じ事です。

年齢を重ねれば重ねるほど、新たな発見というのは少なくなっていき、気づけば同じような時間を過ごしています。

起床⇒朝食⇒身支度⇒通勤⇒仕事⇒帰宅⇒お風呂⇒夕食⇒就寝⇒起床…

こうやって同じことを繰り返しがちになるため、感じる時間も短くなってしまうんですね。

どうすれば体感時間を長くすることができるのか?

alt"時間"

ではどうすれば体感時間を長くすることができるのか?

基本的には、

「新しいことにチャレンジする」

しかありません。

経験したことを繰り返すことが原因で体感時間が短くなっているのであれば、未経験な新しいことにチャレンジすれば良いんです。

そうはいっても、なかなか踏み出せないし、不安になりますよね。

だから私はいつも周りに、

「どんな小さなことでも良いから楽しみを作りなさい」

と言っています。

これは本当にどんなことでも良いです。

  • 毎月1日は温泉に行くようにする
  • 月末は外食するようにする
  • 1年に1回はどこでもいいから旅行に行ってみる

など、なんでもいいんです。

本当に小さなことでも大丈夫。

小学生の時を思い出してみてください。

遠足のとき、修学旅行のとき、運動会のとき、待ち遠しくなかったですか?

楽しみな予定が未来に立てられているとき、人間は待ち遠しくて時間が過ぎるのを長く感じます。

本当に些細な楽しみでいいんです。

あなたも人生の中で楽しみを作ってみませんか?

そうすればあなたの人生の楽しみが増えるとともに、人生の中でのストレスも減っていくでしょう。

まとめ

『勘助ジャーナル』第2号はいかがだったでしょうか。

人生の中でほんのちょっとの楽しみを作ってあげる。

そうすることで、あなたの人生はより良いものになっていくと思います。

そしてそんなあなたの人生のちょっとした楽しみに、この『勘助ジャーナル』もなっていけたらと思います。

もうすぐ2月になりますが、体調にお気を付けください。

それでは、また来週お会いしましょう。