【勘助ジャーナル第10号】なぜマジックで使われるハトは白色なのか?

お世話になります。alt"神田勘助"

ヒットメイクサポーターの神田勘助です。

以前更新した「【勘助ジャーナル第4号】あなたは飲食店の小さな秘密を知っていますか?」の記事で、“色”についての解説をしたのを覚えていますか?

まだの方は、下のリンクから読んでみてください。

リンク:「【勘助ジャーナル第4号】あなたは飲食店の小さな秘密を知っていますか?」

今回の【勘助ジャーナル第10号】も、
そんな色にまつわる秘密を紹介していきます。

こんなことに疑問を覚えたことはありませんか?

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あなたはマジックを見たことがありますか?

マジックというのは、“手品”のマジックです。

そんなマジックショーの中でよく見るのが、一瞬でハトを出現させるマジック。

マジックの中で定番になっていますよね。

タネは簡単で、着ているジャケットや服の中にポケットを作り、
その中にハトを忍ばせているんですね。

この記事では、そんな種明かしをするのではありません。

もう一度よくハトのマジックショーを思い浮かべてみてください。

ハトの色って何色ですか?

「白」

ですよね。

どんなマジックを見ても、ハトの色は“白”なんです。

では、なぜ白い色のハトを使っているのでしょうか?

マジシャンが白いハトを使っている理由

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マジシャンが白いハトを使っているのにも、しっかりとした理由があります。

理由は大きく分けて以下の2つ。

・隠すのに都合が良いから
・パフォーマンスとしてインパクトを与えられるから

それでは解説していきますね。

隠すのに都合が良いから

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手品に使われているハトは、“ギンバト”と呼ばれるハトです。

通常の公園などにいるハトよりも体が小さいのが特徴で、最近ではギンバトを飼っている人もいたり、ギンバトのいるカフェもあるみたいです。

そんなギンバトは体が小さいので、マジシャンからすると隠すのに都合がいいんですね。

さらに普通のハトよりおとなしく、仰向けにしていると動くことも無いので、
マジックをスムーズに行えるんですね。

※鳥類は基本的に仰向けにされるとおとなしくなる習性があります。

パフォーマンスとしてインパクトを与えられるから

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ギンバトを利用している2つ目の理由が、「パフォーマンスとしてインパクトを与えられるから」です。

あなたはマジックショーで現れたハトを見て、

「小さいハトだなー」

なんて考えた事ありますか?

きっとないですよね。

これこそが色の力です。

先ほど紹介した通り、ギンバトは体が小さいのが特徴です。

そんな体が小さいハトを使うと、マジックにインパクトや驚きは少なからず減ってしまいますよね。

「どうせどこかに隠してたんだろ」なんて思われると、興ざめです。

だから白色にしているんです。

白色は“膨張色”と呼ばれる色で、他の色と比べると少し大きく見えます。

特に「黒色」と並ぶと白色はますます大きく見えやすい特徴があります。

マジシャンも、この色の錯覚を利用しているんです。

自分は黒い衣装に、黒い背景の前でショーを行い、出てくるハトは白色。

この錯覚を使って、体の小さなハトを大きなハトだと錯覚させ、インパクトを強めていたというタネがあったんですね。

まとめ

今週の勘助ジャーナルは“色”に関する雑学を紹介してきました。

もしかすると知っていた人もいたかもしれませんね。

世の中見まわしてみると、それを使っている理由は必ずあります。

なんとなくそれではなく、「こういう理由があってこうじゃないとダメだからこれを使っている」という不思議はいくらでもあると思います。

あなたも日常生活の中で、周りを見渡してみてください。

きっと今までなかった発見を見つけられますよ。