朝日杯フューチュリティS
G1攻略戦
斎藤英志があなたを導きます
うまとみらいと(テキダン)斎藤英志より
朝日杯フューチュリティS G1攻略戦
明日の12月18日(日曜日)は2歳馬のG1、朝日杯フューチュリティS。
レースを正しく読み解き、実力馬を見抜いていきましょう。
今年の朝日杯フューチュリティSも素質ある2歳馬が揃いました。
前走デイリー杯2歳S組から勝ち馬オールパルフェと2着馬ダノンタッチダウン。
サウジアラビアRC組からは、勝ち馬ドルチェモアと2着馬グラニット。京王杯2歳S組からも勝ち馬オオバンブルマイと2着馬フロムダスクが。
2歳短距離路線の有力どころが、ほぼ出走しまさしく2歳マイル王決定戦にふさわしいメンバーと言えるでしょう。
【朝日杯フューチュリティS-阪神芝1600m】
朝日杯フューチュリティSが行われる阪神芝1600mは・・・
向こう正面のバックストレッチからスタート。
外回りコースで行われるためコーナーはゆったりしていてスピードに乗せやすいです。
残り600m辺りからくだり坂になっているので、差し馬たちはこの辺りから徐々に仕掛け始めますが、最後ゴール前には坂があるので焦らずスパートしたいところです。
先行勢もここで焦ってしまうと最後まで持たないことになります。
脚質的には、
「パワーとスタミナを兼ね備えた先行馬」か、
「瞬発力のある差し馬」が狙い目でしょう。
【朝日杯フューチュリティS-競馬解析Lv2相対実力評価&レース評価】
【朝日杯フューチュリティS-脚質傾向】
●逃げ馬 / 先行馬
02番ウインカーネリアン
06番ソダシ
08番ロータスランド
12番ホウオウアマゾン
14番ベステンダンク
17番ファルコニア
●差し馬 / 追込馬
01番マテンロウオリオン
03番ダノンザキッド
04番シュネルマイスター
05番サリオス
07番ジャスティンカフェ
09番ピースオブエイト
10番セリフォス
11番ソウルラッシュ
13番エアロロノア
15番ダノンスコーピオン
16番ハッピーアワー
【朝日杯フューチュリティS-注目馬 & 注目穴馬★】
12番ダノンタッチダウン(注目馬)
前走デイリー杯2歳Sでは、逃げた馬が勝ち切る流れの中、最後後方から1頭だけ違う末脚で追い込み2着。
兄とは異なり、完成度の点から見ればまだまだ子供ですが、改めてG1の流れであれば、この馬の末脚で届くのではないでしょうか。
02番ドルチェモア(注目馬)
前走サウジアラビアRCでは、大逃げの2番手追走から瞬発力を発揮して差し切り勝ち。一応、逃げない競馬で勝ち切ったものの実質逃げのような形だったため、G1のここが改めての試金石となるでしょう。
母は桜花賞馬で、この馬も現時点での完成度は高め。あとは、流れや馬場傾向でどれだけマッチするかでしょう。
14番レイベリング(注目馬)
前走新馬戦を勝ってキャリア1戦でG1へ挑みます。その前走もスタート後すぐに不利を受け、後方からの競馬になりながら、最後の直線では一気の末脚で3馬身差の快勝。その日の馬場が内有利だったことも含めれば、かなり強い内容だったと推測できます。
後は、キャリアが浅いため、初めての遠征や気性面に不安を残しますが、それらすべてを素質でカバーできるかが見ものでしょう。
03番オールパルフェ(注目馬)
前走デイリー杯2歳Sでは、ダノンタッチダウンの猛追をしのいで逃げ切り勝ち。その日の馬場は、先行勢有利の馬場でしたが、それを含めてもタイムなど含め強い内容でした。
その日から、コースは同じでも馬場状態が異なるため、いつもの積極的な競馬でどれだけ粘り込めるか。完成度の高い1頭です。
07番オオバンブルマイ(注目馬)
前走京王杯2歳Sでは、好位から流れに乗って最後まで長く脚を使い勝利。
まだ1400mのレースしか経験していませんが、レース振りから見ればセンスがあり、1600mでもこなせそうな印象です。
後は展開次第。先行して残れるような流れであれば十分にチャンスもあるでしょう。
13番スズカダブル(注目穴馬)
前走は2000mの萩Sでスローペースを押し出されるようにして先頭へ。最終的には息が持たず5着と敗戦。気性的にも前向きなところがあり折り合いも難しいようなので、やはり未勝利を勝っている1600m辺りが合いそうです。
距離短縮でG1ということになれば、逃げる必要もありませんし、この馬のマイペースで運べるはず。調教内容からも、状態の良さは伺えますし、一発があっても驚けません。
これら朝日杯フューチュリティSの傾向をよく理解し、
17頭の中に潜む実力馬を見抜き馬券にしていきましょう。
【朝日杯フューチュリティS-最終予想印】