お世話になります、ヒットメイクサポーターの神田勘助です。
とうとう2022年も2月に入りましたが、体調はいかがですか?
まだまだ寒い日が続くので体調に気をつけてお過ごしくださいね。
さて、今週の勘助ジャーナルでは実在する「特殊能力」についてお話ししたいと思います。
「神田さん、能力者なんているわけないじゃないですか。
漫画でもあるまいし。」
と思うかもしれませんが、極一部の人だけが持っている特殊能力があるんです。
実在する特殊能力は?
実在する特殊能力として有名なのは、以下の5つです。
- 絶対音感
- 反響定位(エコーロケーション)
- 共感覚
- 映像記憶能力
- カメラアイ
それではそれぞれ解説していきましょう。
絶対音感
1つ目は「絶対音感」
これは最も有名な特殊能力ですね。
絶対音感は、「聞こえてきた音の高さを、瞬時に把握できる能力」です。
聞きなれているので“特殊”とは思わないかもしれないですが、十分特殊能力と言えます。
絶対音感は有名なピアニストや作曲家で持っている人が多い能力。
ただこの「絶対音感」は遺伝的な部分もあるようで、絶対音感を持っている親の子どもで、絶対音感を持っている人も多いようですね。
実際に私の知り合いにも、遺伝的に絶対音感を生まれつき持っている人もいますし。
ただ「絶対音感」は遺伝以外でも獲得する方法があります。
「絶対音感」は、本人の努力次第で身に付くことも多く、長年ピアノやバイオリンなどの楽器を演奏していた人は自然と身に付くようですよ。(というよりむしろこっちの方が多いんだとか…)
反響定位(エコーロケーション)
2つ目の特殊能力が「反響定位」です。
これはあまり聞きなれない能力かもしれません。
反響定位とは、「自分が発した音の反響で物体との距離や位置、大きさを知ることのできる」能力です。
別名「エコーロケーション」と呼ばれ、コウモリやイルカなどの動物が持っている能力ですが、人間でもこの能力を持っている人はいます。
特に「視覚障がい者」の一部の方は、反響定位を持っているようです。
この反響定位のおかげで、日常生活の中でもある程度は不便なく生活することができているようですよ。
ただこの反響定位、誰でも訓練することで獲得することができます。
とある実験ではたった10週間のトレーニングを積むことで、「反響定位」のスキルを獲得できたそう。
興味がある方は調べてみると良いかもしれません。
共感覚
3つ目は「共感覚」ですね。
共感覚は、「ひとつの感覚的な刺激を受けると、別の感覚が無意識的に引き起こされる」能力です。
例えば、
- すべて黒色の文字や数字なのに色が付いて見える
- 音を聞いた時に色を感じる
- 痛みと同時に色が連想される
- 何か味覚を感じたときに手に形を覚える
などが共感覚にあたります。
「メリットあんまりなさそうだけど…」
と思うかもしれませんが、何かを記憶するときには便利だそうです。
何かの単語を記憶するとき、文字だけではなく色も一緒に記憶できるので、複数の情報と結びつけて記憶できるので、より記憶しやすいそう。
そんな共感覚ですが、「約2000人に1人」ぐらいの割合で存在してるんだとか。
もしかするとあなたも知らなかっただけで、「共感覚」の持ち主かもしれませんよ?
映像記憶能力
4つ目が「映像記憶能力」です。
これも聞いたことがある人はいるかもしれませんね。
映像記憶能力とは、「一度見たものを、そのまま映像として一瞬で記憶することができる能力」のことです。
記憶した映像は自由に取り出すことができるため、膨大な量記憶していそうですね。
ただこの「映像記憶能力」ですが、幼少期はほとんどの人が持っていたそうで、大人になるにつれ次第に失われていきます。
もし
- 幼少期に何らかのトレーニングをしていた
- 生まれつき失われることが無かった人
は、大人になっても「映像記憶能力」が消えていないようです。
残念ながら私は持っていませんが…。
カメラアイ(瞬間記憶能力)
最後が「カメラアイ」
別名で、「瞬間記憶能力」と呼ばれています。
このカメラアイは「目で見た情報を、1枚の写真のようにそのまま記憶することができる能力」のことです。
カメラアイは一見便利そうに思えますが、カメラアイを持っているがゆえに悩みを抱えている人もいます。
カメラアイでは一度記憶したことが残り続けるため、トラウマがフラッシュバックすることも多く、ストレスを抱えてしまうようですね。
またカメラアイを持っている人の多くに、その他の器官(聴覚など)に不得意とする傾向もみられているようです。
そのため一概に「凄い能力だ!」とは言えず、本人からすると生きづらさを感じているみたいですね。
まとめ
今回の「勘助ジャーナル」では、現実に存在する「ウソのようなホントの特殊な能力」を紹介しました。
特殊な能力は便利そうに見えます。
ですがすべての能力がそうとは言えず、特殊な能力を持っている当人からすると、悩みの種になっているケースも多いようですね。
もしかすると周囲にこういった悩みを抱えている人もいるかもしれませんし、今まで以上に理解を深めないといけないですね。
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