うまとみらいとの斎藤(テキダン)です。
今週の「斎藤の週末『重賞』注目馬」では、
10月5日(土)
東京11R
サウジアラビアRC(G3)
10月6日(日)
京都11R
京都大賞典(G2)
10月6日(日)
東京11R
毎日王冠(G2)
この3つレースにおける私斎藤の注目馬をお伝えしていきます。
そして・・・!
事前にお伝えしていたように、
今回は上記3レースとは別にこのレースをメインに取り上げていきます!
凱旋門賞(仏G1)
日本時間10月6日(日)23時05分発走予定
JRAにより馬券発売アリ
そう、日本のホースマンそして競馬ファンの夢、
凱旋門賞制覇に向け、今年は3頭の日本馬がチャレンジします!
この後日本馬3頭とそのライバルの解説、
さらに私斎藤の最終見解も公開しますのでぜひご覧ください!
ということでまずは先週このコラムで取り上げた
重賞レース注目馬の結果を振り返りましょう!
9月28日(土)
阪神11R
シリウスS(G3)
タイムフライヤー → 6着
9月29日(日)
中山11R
スプリンターズS(G1)
1着:タワーオブロンドン
2着:モズスーパーフレア
3着:ダノンスマッシュ
土曜日のシリウスSは注目したタイムフライヤーがスタートから先行するも
ハイペースを追走したことが最後に響き6着と敗れました。
結果は残念でしたが、
あのペースで先行しながら6着に粘れたことは収穫ですし、
もしかするともう少し距離が短い方がいいかもしれません。
その点も含めて次走以降に注目したいですね。
またG1スプリンターズSは波乱を期待しましたが、
結果は1~3番人気での決着でしたね。
ですがその内容は濃く、特に勝ったタワーオブロンドンには
スプリント王者のレースを見た気がしました。
今後も期待したいです。
ということで今週もあなたの馬券的中の役に立つべく
土日に行われるJRAの重賞レースにおける私斎藤の注目馬を1頭ずつ挙げていきます!
そして冒頭でも触れたように、
今回は特別編として日本馬3頭がチャレンジする、
凱旋門賞(仏G1)
このレースの有力馬をジックリ解説していきたいと思います!
まずは日本馬3頭から解説していきましょう!
フィエールマン
日本の大将格はこの馬。
去年の菊花賞、今年も天皇賞・春を勝ち、
スタミナ勝負となるこの凱旋門賞の舞台は合っていそうです。
前走札幌記念では凱旋門賞に向け余裕残しの仕上げではありましたが、
ブラストワンピースに差され3着。
ですがもともと叩き良化型なのでその点は問題なし。
これまで日本馬で凱旋門賞を好走した馬を見ると
前哨戦に地元フランスのレースを使っているのですが、この馬は使っていません。
そのあたりに不安は残りますが、
今回、日本馬として前例のないイギリス・ニューマーケットで調整し、本番に挑むとの事。
※ブラストワンピースと一緒に調整しています
※10月5日追記
凱旋門賞に出走するだけでもチャレンジなのに、
調整方法までチャレンジするなど歴史的快挙を成し遂げる下地は整ったのかもしれません。
ジョッキーも日本No.1のルメールジョッキーを配し、万全で挑みます。
ブラストワンピース
昨年の有馬記念馬。
更に前走札幌記念も勝ち、重い馬場への適正や血統的な部分を見ても
日本馬の中で最もパリ・ロンシャン競馬場に適性のある馬だと言えるでしょう。
実際同じ父ハービンジャーを持つディアドラが、
今年イギリスでG1を勝ちました。
血の勢いはありそうです。
※10月5日追記
この馬もフィエールマン同様、イギリスのニューマーケットにて調整されており、
快挙達成の下地は十分です。
ちなみに本命馬エネイブルもニューマーケットで調整されています。
ジョッキーは唯一日本人の川田ジョッキー、
頑張ってほしいですね。
キセキ
菊花賞馬で昨年秋から調子を取り戻し、
G1で毎回と言っていいほど好走を続けている日本のトップホース。
日本馬の中で唯一、前哨戦としてフランスのフォア賞を使い(3着)
本番へ挑みます。
その前走では逃げたくはなかったようですが、
結果的に逃げる形となり粘れず3着。
今回は前走逃げていた馬や、
ラビットと言って他の同じ馬主の馬を手助けするため逃げる馬も出走してくるそうなので、
この馬のやりたい競馬は出来そうです。
ジョッキーは世界のトップジョッキーでオルフェーヴルにも乗っていた
スミヨンジョッキー。
スミヨンジョッキーとしても2戦目となるので
この馬本来の粘りを見せてほしいです。
海外の有力馬にも何頭か触れておきましょう。
エネイブル
言わずと知れた大本命馬で、世界最強馬ともいわれるワンダーホース。
ここまで凱旋門賞を連覇しており、
今回が史上初の3連覇を掛けた出走となります。
またこのレースを持って引退も表明しており、
まさしく全力で勝ちに来るとみられています。
スピード・パワー・スタミナ・勝負根性
これらサラブレッドにとって必要な要素が高次元で備わっている馬で、
それを示すようにデビューしてから一度しか負けたことがありません。
ちなみに現在はその敗戦以降、
12連勝&G110連勝中です。
史上初の3連覇は間違いないのではないでしょうか?
ジャパン
アイルランドの名門オブライエン調教師が送り込む
今年の主役候補です。
この厩舎は騎乗するジョッキーでもその馬の序列が分かりやすく、
世界No.1の呼び声高いムーアジョッキーが乗るこの馬が一番の期待馬だともいわれます。
イギリスダービーでは3着と敗れるも、
2走前のパリ大賞で初G1制覇、前走インターナショナルSでは
エネイブルとも接戦を演じたクリスタルオーシャン(引退)を破り優勝。
一躍打倒エネイブル一番手に躍り出ました。
実際凱旋門賞では3歳馬のハンデが軽く有利となるので、
この馬がエネイブルを破り次世代のスターになる可能性も十分にあるでしょう。
ちなみに名前のジャパンは特に日本を意識したものではない?そうです(笑)
ヴァルトガイスト
昨年のこのレース4着馬。
イメージとしてはTHEガリレオの子供といった感じで、
パワーとスタミナに秀でたタイプです。
普段は勝ちきれないレースが多いこの馬ですが、
地元フランスだと今年も春のガネー賞含めG13勝の活躍。
今年に入って2勝3着2回と馬券内パーフェクトとなっており、
本格化した様子です。
この勢いなら今年は昨年より上位に食い込めるのではないでしょうか?
ソットサス
今年のフランスダービーをレコードタイムで制した
今、勢いのある3歳牡馬です。
この馬が注目を集めたのはそのフランスダービーでもありますが、
さらにインパクトがあったのは前走ニエル賞でした。
直線に入ると内で包まれ動けなくなってしまいましたが、
残り200mほどでわずかな隙間を見つけると
そこから一気の末脚で後続を突き放しました。
その名前とは裏腹な末脚と3歳馬に有利なハンデには魅力を感じます。
過去に同じような形で凱旋門賞を勝った馬を何頭か見ているので
本番でも同じようなことが起きるのではないかとイメージさせてくれますね。
ガイヤース
体質的に弱いところがあったのか、
3歳時は1戦しかできませんでしたが(それも勝利)、
今年に入ってからは順調に3戦を消化。
そのうち2勝を挙げましたが、
前走のドイツG1バーデン大賞のパフォーマンスが圧巻でした。
終始先頭でレースを引っ張り、
直線に入っても脚色衰えず気付けば2着に14馬身もの差を付け勝利。
ここでは一気に相手が強くなりますし、展開次第でもありますが、
マイペースでいつも通り走ることが出来れば通用してしまうポテンシャルはありそうです。
これらを踏まえたうえで
私斎藤の最終結論です。
◎エネイブル
〇ジャパン
▲ヴァルトガイスト
△ソットサス
△フィエールマン
△ブラストワンピース
△キセキ
☆ガイヤース
ぜひあなたも参考にして馬券を買ってみてはいかがでしょうか?
レース自体は夜遅く大変ですが、
エネイブルの3連覇&日本馬悲願の凱旋門賞制覇と見どころはたくさんありますので
一緒に観戦して盛り上がりましょう!
最後に今週斎藤が挙げる
JRA重賞レースの注目馬はこちら!
10月5日(土)
東京11R
サウジアラビアRC(G3)
サリオス
人気になると思いますが、ここでは瞬発力が一枚上でしょう。
ここは通過点、暮れのG1にしっかり駒を進めてほしい馬です。
10月6日(日)
京都11R
京都大賞典(G2)
グローリーヴェイズ
京都コースが得意なことは戦績からも明らかで、
ディープ産駒らしい瞬発力を持っています。
今回のメンバーでも有力どころとは春に対戦済み&勝っているので
未だ戦ったことのない3歳馬・上がり馬に警戒するだけ。
自分の力を発揮できれば問題ないのではないでしょうか?
10月6日(日)
東京11R
毎日王冠(G2)
◎調教
ダノンキングリー
モズアスコット
◎ジョッキー
戸崎ジョッキー:ダノンキングリー
◎年齢
3歳馬
ダノンキングリー、ランフォザローゼス
4歳馬
インディチャンプ、ギベオン、ケイアイノーテック、
ハッピーグリン、マイネルファンロン
◎性別
牝馬
アエロリット
◎ローテーション
前走G1組
アエロリット、インディチャンプ、ケイアイノーテック、
ダノンキングリー、モズアスコット
◎血統
父馬
・ディープインパクト
ギベオン、ケイアイノーテック、ダノンキングリー
母の父Storm Cat
ダノンキングリー
今週は是非このレース、この馬たちに注目してみてください!
それでは今日はこの辺で。
今週もあなたにとって良い週末、良い競馬となりますように。
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