的中直結「極選コラム」
データからはアノ馬が消えてしまう?!「セントライト記念」

いつもお世話になっています。
うまとみらいとの斎藤(テキダン)です。

的中競馬予想の斎藤

まず今回取り上げるレースは、

東の菊花賞トライアル
「セントライト記念」

このレースの勝ち馬には、
のちの賞金王キタサンブラックや、
イスラボニータやフェノーメノの名前も連なる殿堂のトライアルレース。

主に関東馬が菊花賞へのステップとして選ぶことの多いレースですが、
ここで負けた馬でものちの活躍馬はたくさん出ていますね。

今年はここから菊花賞で好走する馬は出るのか?

菊花賞だけでなく今後の将来性も含めて見ていきたいレースです!

そして前回のデータ予想で取り上げた
「セントウルS」の結果も振り返ってみましょう。

結果は・・・、

1着:タワーオブロンドン
2着:ファンタジスト
3着:イベリス

1200mで一気に突き抜けレコードV!!

勝ったのは1番人気に支持されたタワーオブロンドン。

3走前に初めて1200m戦にチャレンジしてから、
3着・2着と来て今回はようやく1着。

それも3馬身差の圧勝&レコードというおまけつきの
とても強い内容でした。

さすがに3戦目ともなれば、
最初は苦労していた追走もだいぶ楽になってきていましたね。

この後は本番、スプリンターズSの予定だそうですが、
ルメールジョッキーはグランアレグリアに先約があるそうで乗り代わりの予定です。

そのことがどう影響してくるのか・・・、
だた今回の強さは本物だっただけに馬券的な扱いにも悩んでしまいそうですね??

2着ファンタジストは見事な復活、
3着イベリスも3歳牝馬ながら昨年のラブカンプーのようによく粘っていたので
本番でも期待できるかもしれませんね。

いずれにしても本番は、
予想が難解なレースとなりそうです。

というわけで今週も的中をお届けするため、
「セントライト記念」を過去9年の様々なデータから
的中へと繋がるヒントを見つけていきましょう。
※2014年の新潟開催を除く過去9年

【人気】

まず1番人気の馬は過去9年で5回3着以内に入っており、
まずまずの成績となっています。

勝ち馬に関しては1番人気馬を含む6番人気までの馬から
過去9年のうち9頭が出ているので軸馬候補はこの中からでしょう。

人気薄の馬に関しては、
2桁人気馬の好走が過去2回・7~9番人気馬の好走も過去2回と、
上位人気馬がしっかり好走していることもあり穴の狙いすぎは禁物ですが、

1・2・3番人気で決着したのは、
2017年と2018年だけなので基本は中穴狙いになってくるでしょう。

【所属・前走馬体重・キャリア】

まずは所属先に注目です。

このレースにおいて所属先を複勝率で見ると、
関東(美浦)所属馬が20.7%で関西(栗東)所属馬が18.2%と、
関東(美浦)所属馬の有利な結果になっています。

勝利数を見ても関東(美浦)所属馬が8勝と圧倒的な結果を残しています。

また地方馬に関しては厳しい結果が続いており
狙いづらいでしょう。

続いて前走馬体重に注目です。

このレースで好走している馬の、前走時における馬体重を見てみると
460kg以上、特に480kg以上のある程度大きな馬が好成績を残しています。

ただ馬体重に関してはあくまで目安としてとらえる方がよく、
軸馬に迷ったら馬体重の重い馬にする、くらいの感覚が良いと思います。

前走時馬体重480kg以上
アドマイヤスコール、オセアグレイト、サトノラディウス、
ザダル、シークレットラン、ニシノデイジー、マテリアルワールド、
ランフォザローゼス、ルヴォルグ

最後にキャリアに注目です。

秋競馬に入り、春競馬つまりクラシックに間に合わなかった馬たちも
菊花賞などに向け参戦してくることが多いレースですが、
思いのほかキャリアの浅い馬が活躍しています。

特にここまで5~7戦の馬が好成績を残しており、
勝ち馬に関してはすべてこのキャリア数から出ています。

これはおそらくこの後のローテーションにも表れていることですが、
春の既成勢力組が優位であることを表しているものと思われますね。

キャリア5~7戦
アドマイヤスコール、エフェクトオン、エングレーバー、
サトノラディウス、サトノルークス、シークレットラン、
ブラッドストーン、モズベッロ、ランフォザローゼス、ルヴォルグ

【ローテーション】

このレースにおいては、
前走日本ダービー(東京優駿)から臨む春の既成勢力と
夏の舞台で勝ち上がってきた上がり馬がぶつかり合いますが、

その結果としては圧倒的に
前走日本ダービー(東京優駿)から臨む春の既成勢力が優勢となっています。

もちろん前走夏の条件戦を勝ち上がってきた馬でも
前走2勝クラス(1000万下)から臨む馬も健闘しています。

その場合は勝っているかせめて3着以内には入っていてほしいところです。

ただやはり前走日本ダービー(東京優駿)から臨む馬たちが
圧倒的に有利な結果となっていますので、
馬券に関してもその馬たちから組み立てる方が良いでしょう。

前走日本ダービー(東京優駿)組
サトノルークス、タガノディアマンテ、ナイママ、
ニシノデイジー、メイショウテンゲン、リオンリオン

前走2勝クラス(1000万下)組(3着以内)
エングレーバー、オセアグレイト

【血統】

注目血統は、

父馬
・ディープインパクト
・ステイゴールド

このレースに関してはディープインパクトの子供が
過去10年で3着以内6回と活躍しています。

今年は登録時点で4頭が出走を予定していますね。

またステイゴールドの子供もこのレース好成績を残しているのですが、
今年の出走馬は無し。

ですが代わりと言っては何ですが、
ステイゴールドの子供であるオルフェーヴルに注目してみます。

このオルフェーヴルの子供自体は

まだ中山芝2200mを5回しか走っておらず2着が一度あるだけなのですが、

その全兄にあたるドリームジャーニーの子供たちはこのコースでたくさん活躍しています。

そのことからもこのオルフェーヴルの子供たちが
これからこの中山芝2200mというコースを得意とする可能性は十分にあると思いますので

ここでも注目しておきたいと思います。

父馬
・ディープインパクト
エフェクトオン、サトノラディウス、サトノルークス、
メイショウテンゲン、ルヴォルグ

父馬
・オルフェーヴル
エングレーバー、オセアグレイト、タガノディアマンテ

【斎藤の結論】

ここまで見てきまして様々なデータから
「セントライト記念」を紐解いてきましたが、

現時点では人気が予想されるリオンリオンが軽視されそうな予感・・・。

もちろん、
このあとは各馬の調教状態、出走馬の確定、枠順の確定を見て
最終的な私斎藤のデータによる見解を、

毎週金曜日19時頃更新の的中直結極選コラム
「斎藤の週末重賞注目馬」

この中で公開したいと思っていますので、
ぜひご覧ください!

さらに3日間開催におけるその他の重賞レースの注目馬や、
日本馬ディアドラの出走する「アイルランドチャンピオンS」の予想も公開予定です!

ぜひ併せてご期待ください!!

また、ここで取り上げた以外にも
あの馬はどうなの?とかその予想は違う、私はこうだ!とか、
あのレースを予想してほしいなどなど、ご要望ご意見ドシドシお待ちしています。

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