いつもお世話になっています。
うまとみらいとの斎藤（テキダン）です。
今回取り上げるレースは、
秋の雷帝スプリント王決定戦
「スプリンターズＳ（Ｇ１）」
このレースは春の高松宮記念と対をなす、
スプリント王決定戦の１つ。
過去にはたくさんの名スプリンターたちが
そのスピードを見せつけてきました。
そして３歳馬と古馬ともＧ１の舞台でぶつかり、
牡馬と牝馬もガチンコの戦いを繰り広げます。
今年は前哨戦の段階からレコードタイムなども出ており
レベルの高い群雄割拠の馬たちが出揃った印象です。
まさしく稲妻のごとき約１分８秒前後の電撃スプリント戦。
秋のＧ１シーズンの開幕を告げるレースとしても楽しみですね！
そして前回のデータ予想で取り上げた
「神戸新聞杯」の結果も振り返ってみましょう。
結果は・・・、
１着：サートゥルナーリア
２着：ヴェロックス
３着：ワールドプレミア
成長見せた３馬身差の圧勝劇！
無敗で挑んだ春のダービーは、
直前の入れ込みが影響したのか出遅れ４着。
距離なのか？それとも入れ込みの影響かと
敗因に関する様々な憶測が流れましたが、
この３馬身差の圧勝劇を見るとどうやら後者だったようです。
ダービーの時とは違い、パドックの段階から入れ込むことなく
レースでもスローペースながら２番手でピタリと折り合いましたね。
最終的にレース上がり32.3秒という
超の付く瞬発力勝負を３馬身差の圧勝で制し、
やはり３歳世代ＮＯ.1であることを見せつけてくれました。
この後は菊花賞ではなく、
天皇賞・秋やジャパンＣなど古馬路線に進むとの事。
相手は強くなりますが、
ぜひ強いサートゥルナーリアをこれからもたくさん見たいですね。
というわけで今週も的中をお届けするため、
「スプリンターズＳ」を過去９年の様々なデータから
的中へと繋がるヒントを見つけていきましょう。
※2014年は新潟開催のためデータからは除外
スプリンターズＳデータ予想
【人気】
まず１番人気の馬は過去９年で５回３着以内に入っており、
まずまずの結果を残しています。
さらに２番人気の馬に関しても、
１着こそ１回にとどまっていますが２着は３回と好成績を収めており、
１・２番人気馬を併せても連対率約５割と人気通りの成績を収めていますね。
また面白いのが３着馬の人気。
過去９年の中では１～３番人気馬の中で３着馬は出ておらず、
全て７番人気以下の馬から出ています。
さらにその７番人気の馬には牝馬が多く含まれており、
当日７番人気以下の牝馬という条件に当てはまれば狙い目かもしれません。
もちろん３着だけではなく、
10番人気の馬が１着になったりと波乱の要素も強いので、
着順にこだわり過ぎず人気薄にもしっかりと注意することが必要でしょう。
【所属・年齢・性別】
まずは所属先に注目です。
このレースにおいて所属先を複勝率で見ると、
関東（美浦）所属馬が17.5％で関西（栗東）所属馬が21.1％となっていて、
関西（栗東）所属馬が結果を残しています。
また内訳を見ても、
関西（栗東）所属馬が６勝２着７回３着６回と圧倒していますね。
海外馬も１勝していますが、
今年は海外からの参戦はありません。
続いて年齢に注目です。
中心は４歳馬です。
これまで過去９年で２勝２着３回３着３回で複勝率も35.0％と好成績を残しています。
そのあとは５歳が４勝を挙げており続きます。
７歳以上の馬からも１勝２着２回３着１回とそこまで多くはないものの
活躍馬が出ているので軽視はできないでしょう。
４歳馬
タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、ミスターメロディ、
モズスーパーフレア、ラブカンプー
最後に性別に注目です。
このレースは夏のサマースプリントシリーズ勢いそのままに
牝馬の活躍が目立ちます。
２勝２着３回３着５回と牡馬顔負けの成績です。
過去９年で７回、
また現在５年連続で３着以内に好走しており、今年も軽視は禁物でしょう。
※2014年の新潟開催含む
牝馬
イベリス、ダイメイプリンセス、ディアンドル、
ノーワン、モズスーパーフレア、ラブカンプー、
リナーテ、レッツゴードンキ
【ローテーション】
このレースにおいては、
前走セントウルＳから臨む馬が多数活躍しています。
着順に関しては特に気にする必要は無く、
人気薄の馬でも激走が良く見られます。
その他は前走キーンランドＣ組や安田記念から臨む馬が活躍しています。
前走セントウルＳ組
イベリス、キングハート、タワーオブロンドン、ダイメイプリンセス、
ファンタジスト、ミスターメロディ、ラブカンプー
前走キーンランドＣ組
セイウンコウセイ、ダノンスマッシュ、ハッピーアワー、リナーテ
前走安田記念組
登録馬無し
【血統】
注目血統は、
父馬
・スウェプトオーヴァーボード
・キングカメハメハ
・アドマイヤムーン
このレースに関してはスウェプトオーヴァーボードの子供が
過去９年で３着以内４回と活躍しています。
またキングカメハメハの子供とアドマイヤムーンの子供も
過去９年で３着以内３回と活躍しています。
そしてそれら好走馬の内訳に関しては、リピーターが多くを占めており、
なんと４頭もの馬が過去９年で２年連続３着以内に好走しているのです。
なのである意味血統的な傾向ではないかもしれませんが、
前年の好走馬には注意が必要です。
さらに中山芝1200ｍにまで広げてみてみると、
登録のある馬の中で単勝または複勝回収率において100％を越えているのは、
父馬
・キングヘイロー
・ハーツクライ
この２頭の子供にも注意が必要でしょう。
父馬
・スウェプトオーヴァーボード
登録馬無し
・キングカメハメハ
レッツゴードンキ
・アドマイヤムーン
セイウンコウセイ
中山芝1200ｍ
父馬
・キングヘイロー
ダイメイプリンセス
・ハーツクライ
ノーワン
【斎藤の結論】
ここまで見てきまして様々なデータから
「スプリンターズＳ」を紐解いてきましたが、
このあとは各馬の調教状態、出走馬の確定、枠順の確定を見て
最終的な私斎藤のデータによる見解を、
毎週金曜日19時頃更新の的中直結極選コラム
「斎藤の週末重賞注目馬」
この中で公開したいと思っていますので、
ぜひご覧ください！
また、ここで取り上げた以外にも
あの馬はどうなの？とかその予想は違う、私はこうだ！とか、
あのレースを予想してほしいなどなど、ご要望ご意見ドシドシお待ちしています。
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